同業者から愛される実力派俳優
- 堺雅人さんはいつから人気になった？
- 堺雅人さんのSNSは？
- 堺雅人さんってどこに所属してるの？
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では堺雅人さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
彼は人気有名俳優の1人ですが、ドラマや映画、CM以外のメディアで目にする機会が少なく、普段の様子がイメージできないですよね？
実際、ほとんどプライベートに関しては公開していません。穏やかな性格では間違いないのですが、各作品毎に演じる役のキャラクターが異なり、実際の彼はどんな人なの？と興味を惹かれます。
この記事では彼がどんな人で、それが仕事にどのように影響しているか紹介しています。
彼のような実力を持ち合わせた俳優になりたい！と思っている方は最後まで読むことをおすすめします！
堺雅人さんのプロフィール
憑依型俳優の代表格
- 名前:堺雅人
- 出身地:宮崎県宮崎市
- 生年月日:1973年10月14日
- 職業:俳優
- 事務所:無所属
- 趣味・特技:仕事
- 主な出演作:映画『ハチミツとクローバー』『南極料理人』『ゴールデンスランバー』『武士の家計簿』『ツレがうつになりまして。』 ドラマ『リーガル・ハイ』 シリーズ『半沢直樹』シリーズ 『真田丸』『VIVANT』
どんな役も演じ切る！安定感のある俳優
幼少期から勉学に熱心で、当時は俳優ではなく、通商産業省の官僚を目指していました。
ですが、数学で伸び悩み国立大学は全落ち、官僚になる夢を諦めました。ちなみに、公立は落ちてしまったものの私立である早稲田大学第一文学部に入学を果たしました。
今でも、数学が大の苦手で、セリフに数字が出てくると文字に変えて覚える必要があるほどだそうです。
数学は点でダメですが、歴史は得意だったようです。特に歴史小説が好きで、地理的な場面が出た時には地図と照らし合わせて読み進めるそうです。
大河ドラマで見せた、彼の卓越した演技で成功を果たしたのが納得できますね！
堺雅人さんのデビューまでのステップ
出演が滞ることの無い俳優になるには？
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:演劇部に入部
- 最初のオーディションまたはスカウト:不明
- 練習生または養成所の期間:不明
- 初の仕事（CM, ドラマ, 映画など）:1992年東京オレンジ公演
- デビュー作（シングル, アルバム, 映画など）:2000年映画｢火星のわが家｣ 1995年 ドラマ｢ハートにＳ｣ 1996年アニメ｢こちら葛飾区亀有公園前派出所｣
演劇部に入部をきっかけに演技に興味を持つ
高校時代に演劇部に入部したことをきっかけに、演技に興味を持つようになりました。
本格的に演技を仕事にしようと思ったのは、大学時代の1992年に早稲田大学演劇研究会を母体にした劇団「東京オレンジ」の立ち上げに参画したことがきっかけでした。この団体の看板俳優として活動し、現在は名誉団員となっています。
その後、田辺エージェンシーに所属し、舞台以外にドラマや映画の活動も始めました。
意外と知られていないのですが、俳優として売れる以前である1996年から、2001年までアニメ｢こちら葛飾区亀有公園前派出所｣初代 白鳥麗次役を演じていました。
2000年にNHK連続テレビ小説『オードリー』でテレビで初のレギュラー役に抜擢されてから、俳優として世間に認知されるようになります。
この出演が決まるまではバイトの掛け持ち、食べ物を買うお金がないくらい貧困生活を送ったようで、道端にあったたんぽぽを食べたこともあったようです。
堺雅人さんが注目を集めたきっかけは？
大河ドラマへの出演をきっかけに高く評価される！
2004年に『新選組!』での山南役で一気に知名度が上がりました。というのも、この作品の中でも特に印象に残る役のひとりで、穏やかに仲間を見つめる笑顔が彼のトレードマークとなりました。また、山南が切腹するシーンは多くのファンから賞賛の声があがり、今でも語り継がれるシーンのひとつでもあります。
その後、2010年に連続ドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』でゴールデンタイムの連続ドラマ初主演に選ばれ、実力派俳優として華々しいキャリアの波に乗り始めます。映画やドラマで次々に主演やレギュラーキャストの役を得るようになりました。2012年に｢リーガルハイ｣では、毒舌な弁護士である古美門研介役が大ヒットし、続篇が作られるシリーズ化されるほどの功績を残しました。
｢倍返しだ！｣で一躍【とき】の人に！
2013年｢半沢直樹｣への出演は彼の名前が全ての世代から認知されるきっかけとなった作品といえます。
彼が演じた半沢直樹の決め台詞である「倍返しだ！」が流行語大賞に選ばれ、誰もが口にする社会現象となるほど話題になりました。
また、この作品はビデオリサーチがオンライン調査を開始して以降、関西地区の最終回の平均視聴率が45.5%で歴代1位、関東地区が42.2%で歴代4位の大ヒットという快挙を成し遂げました。これは平成以降に放送されたテレビドラマでは、歴代1位の記録です。
現在の所属事務所を解説
フリーで活動
2022年末を事務所を退職し、現在はフリーで活躍しています。芸能界でフリーで活躍している俳優は業界内でもそう多くないので、成功例の一人ともいえます。独立してからはNetflixで世界配信されたドラマに出演するなど、以前よりも幅の広く活躍することが可能になったようです。
過去の事務所と移籍のポイント
田辺エージェンシーからの独立
田辺エージェンシーと言えば昭和から続く業界内でも歴史のある事務所のひとつです。現在はタモリさんと永作博美さんらが所属しており、事務所にとって堺雅人さんは稼ぎ頭だったと思われます。
そのため、世間から注目されるような作品ばかりに出演を望んだり、彼の意志にそぐわない仕事を持ってきたりしていたようです。
彼自身は仕事の大きさに関わらず、興味のある作品に挑戦したいという意思があったのにも関わらず事務所からの許可が降りず、いざこざになったのではないかといわれています。
堺雅人さんの芸能活動を分析！
SNS戦略とファン接点作り
堺雅人さんは現在SNSを利用していません。
そのため、出演情報などは、事務所ページのみにしか掲載していないようです。
プライベートに関しても、謎に包まれたままです。
Netflixの世界配信作品に出演し、今後世界的に活動を視野に入れていると思われるため、もしかしたら海外向けのアカウントをスタートさせるかもしれません。
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:ドラマ 映画 CM
- ポジショニング:誰もが認める人柄の良さを持ち合わせた俳優
堺雅人さんの人柄の良さは演技からひしひしと伝わってきます。穏やかな笑顔と気の利いた立ち居振る舞い、役への強い意志を感じる演技、これらが私たちが彼に対して好感を抱くポイントとなっています。
見るからにいい人そうな雰囲気を醸し出している彼ですが、人気俳優になるまでにたくさんの苦労や成功体験を経験してきました。そのため、他人の成功や失敗に共感できる懐の深い人物へと形成されていったのではないでしょうか？
更には、精神的な余裕があり、安心して共演できる人物として共演者たちから親しまれています。
主役に彼のような熱心な俳優がいるからこそ、作品の質が高まるし、全体の士気が高まります。
また、彼のように知識や経験が豊富な人に難しい表現が求められる役を演じて欲しいと願い出る映像制作者があとを絶ちません。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:家族と過ごす
- リフレッシュ方法:読書
堺雅人さんは根っからのインドア派だそうで、休みの日は家に籠ったり、読書をすることが好きなようです。一日カフェで読書をする日もあるくらい本の虫としても知られています。
また、家事にも積極的に取り組まれているようで、以前までは仕事の関係者との飲み会で沢山お酒を飲んでいたようですが、結婚してお子さんがとの時間が増えたことにより嗜む程度に減ったそうです。
そのお子さんとの休日に撮られた写真がネットで【献身的に育児に取り組む父親】として高く評価されていました。
次なる展望は？
- 目標:現状維持
堺雅人さんは自身のことを、危険な挑戦をしたり、新しいことをせず、平穏無事に現状を維持してやっていくタイプだと過去のインタビューで語っていました。そのため、今後の目標を聞かれた際もなるべく新しいことをするのではなく、今まで通り仕事に向き合っていきたいと発言していました。上記でも記載しましたが、演技の仕事は彼にとって歯磨きをするのと同じで生活の一部です。
このルーティンが急に覆されることは無いし、これからも変わらず芝居とともに生きていくようです。
参考にしたい！成功レシピと具体的なステップ
仕事は趣味！
- 身につけるべきスキル:断捨離
- 重要な人脈の作り方:共演者にアドバイスをする
- メディア戦略:プライベートを公開せず、演技力だけで勝負！
- プライベートと仕事のバランスの取り方:仕事は趣味！
撮影のない日の方が休みじゃない感じがする？！
高校時代から芝居に向き合ってきたこともあり、仕事と言うよりも趣味に近いと過去のインタビューで語っていました。芝居をすることは彼にとって今では生活に切っても切り離せないものであり、始めた当初から全くモチベーションに変化がないようです。
この仕事が大好きで、休みの日はいらないと考えているほど！そのため、仕事がない日の方が彼にとって不自然でなにかしなきゃいけない、というような休みじゃないと感じる要因になっているようです。
ミニマリストな生活
業界内でも屈指のミニマリストと言われるくらいものが少ないことで有名です。自宅でも服は最低限、ものを持たなさすぎて、周りからどうやって生活しているのか？と心配されるほどなんだそうです。
必要なくなったものはすぐ捨てるため、過去に出演したドラマの台本も抵抗なく捨てます。
公共料金の支払い票をうっかり捨ててしまうこともあります。それくらい、とてつもないスピードの決断力を持っているといえます。
このように、物事の必要性を即座に判断し行動してきたからこそ、ここまでのキャリアを築けたのではないでしょうか？
共演者から信頼される所以
堺雅人さんは、共演者からいつも良い印象を抱かれています。周りへの配慮が素晴らしいと評判が高いです。
というのも、現場で演技で悩んでいる共演者がいると「ここはこうするといいよ！」と演技のアドバイスをさらっとするそうです。
彼のアドバイスは的確なため、それに従って少し気をつけるだけで一気に改善されるといいます。
自分の役だけでなく、作品全体を自身の中に落とし込んでいるからこそ、他の出演者の悩みにも即座に対応できるのだと思います。そして、彼の仕事での振る舞いをみて、自分もこうなりたいと、憧れる後輩俳優も少なくありません。
