役の幅を広げつつある、有村架純さんの魅力とは?
- 有村架純さんのデビューまでの道のりが知りたい
- 有村架純さんがブレイクしたきっかけは?
- 有村架純さんの事務所について知りたい
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事で有村架純さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
この記事を参考にすることで、あなたも自分自身の目標や、これからどのように行動すればよいかわかるでしょう。
読み終わった後で、次のステップが明確に見えてくるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
有村架純さんのプロフィール
清純派女優として活躍
- 名前:有村架純
- 出身地:兵庫県
- 生年月日:1993.2.13
- 職業:俳優
- 事務所:フラーム
- 趣味・特技:料理/茶道/運動
- 主な出演作:ドラマ「ハガネの女」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「中学聖日記」「石子と羽男」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」「ひよっこ」、NHK大河ドラマ「どうする家康」、映画「ビリギャル」「3月のライオン前編・後編」「花束みたいな恋をした」「るろうに剣心 最終章」「ちひろさん」
家族を養えるくらいになりたい
兵庫県伊丹市で両親、姉と育ちましたが、有村架純さんが中学1年生のときに両親が離婚。
母と姉の3人暮らしになり、「私が家族を守らなければ」と思ったそうです。
小学生の頃から経済的に大変そうな母親を見て、自分がしっかりしなくてはいけないと感じとっていたと明かしています。
芸能事務所への所属が決まって上京するときには、母親に恩返しができるように家族を養えるくらい頑張りたいという気持ちだったそうです。
高校生で興味を持った茶道
茶道は高校生のときになんとなくやってみたいと思ったそうで、お仕事をはじめてから所作などを学びたいと習い始めたとのことです。
頭ではなく体で覚える感覚が芝居と同じだと体感しているそう。
お茶をたてることで精神統一にもなるし、指先まで意識することも芝居に役立つと話しています。
ほかにも生けてあるお花や茶器、お菓子などそれぞれに意味があって、そこにストーリーがあることも知り、ロマンチックな世界だと感じていると明かしています。
料理が得意
料理上手としても知られる有村架純さん。
友人や共演者などに料理をふるまうこともあるそうです。
ドラマの撮影現場に豚汁を作って持って行ったことも。
テレビ番組で料理を披露したときには、プロから「手際が良い」と言われていましたし、「食事の調整も含めて仕事」と発言していますので、普段から自炊を心がけていることが伺えます。
有村架純さんのデビューまでのステップ
あきらめずに女優を目指した
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:テレビで同世代が活躍するのを見て
- 最初のオーディションまたはスカウト:事務所所属のオーディション
- 練習生または養成所の期間:非公開
- 初の仕事(CM, ドラマ, 映画など):サンケイスポーツの新春企画「新春ガールズ」
- デビュー作(シングル, アルバム, 映画など):ドラマ「ハガネの女」
同世代の活躍に刺激を受けた
有村架純さんが芸能界に興味を持ったきっかけは中学生のときに見ていたテレビドラマ。
同世代の人たちがお芝居の仕事をしていることに興味を持ったそうです。
自分でセリフを話してみて面白かったのと、自分だったらこう演技するかな、と思ったことなどから、自分の興味に気付いたそう。
それがオーディションを受けてみようと思ったきっかけだと語っています。
あきらめずに再挑戦したオーディション
中学3年生のときに今の事務所に応募してオーディションを受けたところ、そのときは落ちてしまったそうです。
1年後にまた会いましょうとのことで、標準語をマスターすること、体を絞ることが条件だったと明かしています。
1年後に再度履歴書を提出して面接を受け、見事合格しました。
当時は絶対に見返してやりたい、夢が叶うまでは絶対にあきらめないと心に誓っていたそうです。
初仕事は「ブレイクしそうなタレント」
高校2年生の秋に事務所所属、その後本格的な芸能活動に向けて上京した有村架純さん。
初仕事は2010年1月のサンケイスポーツの新春企画「新春ガールズ」です。
その年のブレイクしそうな女性タレントを10人前後紹介するコーナー。
デビューしたての有村架純さんは「まだメイクしてもらうことに慣れていなくて」と笑顔で本格デビューしました。
デビュー作はドラマ「ハガネの女」
デビュー作は2010年の学園ドラマ「ハガネの女」で、主演である吉瀬美智子さんの元教え子役でした。
しっかりとセリフもあり、劇中では特別授業を行うなど要所要所で存在感を示していました。
有村架純さんが注目を集めたきっかけは?
あの子は誰?と注目された「あまちゃん」
有村架純さんが初めて注目されたのは、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」です。
小泉今日子さん演じる主人公の母親がアイドルを目指していたころの青年期役でした。
「昔の小泉今日子さんに似ているあの子は誰?」と話題に。
あまちゃんへの出演はヒロインのオーディションがあり、有村架純さんは惜しくも落ちてしまいましたが、笑った顔が小泉今日子さんの若い頃に似ているという理由で小泉さんの若かりし頃の役をつかみました。
当時知り合いのカメラマンから「女優になる覚悟が足りないのでは?」と指摘されてとても悔しい思いをしていた有村架純さん。
「あまちゃん」で必ず結果を残したいという強い思いで撮影に挑みました。
その結果、出番こそ多くはなかったものの世間から注目されるように。
この作品への出演以降、知名度も上がり仕事の幅も増えたそうです。
女優としての転機となったと語っています。
映画「ビリギャル」で女優としての地位を確立
2013年に「あまちゃん」で一躍有名になった有村架純さんは、その後もドラマや映画に出演。
主演も何度か経験しましたが、2015年に映画「ビリギャル」での金髪女子高生役が話題になり、女優としての地位を確立させました。
普段はギャルとは真逆のスタイルの有村架純さんでしたので、ギャルを演じることにとても不安があり、クランクインの前日まで悩みぬいたと明かしています。
金髪ギャルの「さやか」という役がつかめず、ギャルになるために外見にこだわっては悩み、逃げ出したくなる思いだったそうです。
撮影前日の夜、さやかのエネルギーになるものは?と考え方を変えてみたら見えてきたものがあったとのこと。
「楽しいと思うことを楽しんでいる」という考えにたどり着いたときに、ふっと気持ちが軽くなったと語っています。
ここまで考え抜いた末の演技でしたので、見た目のインパクトに加えて、役者としての評価も上々。
2015年度の第39回日本アカデミー賞では、優秀主演女優賞および新人俳優賞をダブル受賞しました。
月9初主演「いつ恋」で注目度UP
2016年には月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で高良健吾さんとのW主演を果たしました。
同作品は「若者たちは、生きるために、全力で恋をする」をテーマにしたヒューマンラブストーリー。
クランクアップ後には「約4か月、大恋愛しました」と語るほど。
共演者との信頼関係も厚く、「人間力を学んだ」とも話しています。
月9という注目度の高い枠で堂々と主役を演じた有村架純さんは、さらに注目されるようになりました。
「ひよっこ」で朝ドラヒロインに
2017年にはNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを演じます。
脚本の岡田惠和氏のキャスティングで決まったヒロイン役には「女優人生の中で想像していなかった」と語っています。
「ひよっこ」は舞台が茨城と東京に分かれていて、上京後、まわりの人たちに支えられて成長していく物語です。
有村架純さんはヒロインとして撮影に挑みましたが、作品の中での感情の起伏が、自身の精神的にも体調的にも影響してしまったと明かしています。
また放送当初は視聴率が苦戦しているなど報道され、気にしていた時期もあったとのことですが、監督やプロデューサーは自信を持って撮影を進めていたので、励まされながらも撮影していたと語っています。
ヒロインとして抜擢されてプレッシャーを感じながらも大役を務めた有村架純さん。
自身の成長は「耐える力がついた」と話しています。
現在の所属事務所を解説
主役級の女優が多数在籍
- 事務所名:フラーム
- 設立年:1998年10月
- 代表者:井上義久
- 主な所属タレント:戸田恵梨香、山口紗弥加、吉瀬美智子、有村架純、松本穂香、田中みな実
幅広く活躍する役者が揃う
フラームは広末涼子さんを育てた井上義久氏が1998年に立ち上げた事務所です。
所属しているのは全て女性で、映画やドラマ、CM、モデルなど幅広く活躍しています。
人数は20名ほどと少ないですが、主役級の役者が多く在籍。
透明感や清潔感のある正統派の女優が揃っています。戸田恵梨香さんや有村架純さんのような女優を目指す人にとっては憧れの事務所と言えるでしょう。
コミュニケーションを重視
フラームは所属タレントと事務所とのコミュニケーションを大切にしていると言われています。
お互いの意見を交わして活動の方向性を決めているそうです。
新人には個人に合わせたトレーニングを行うなど、しっかりと育てていく事務所です。
有村架純さんは自分にとっての大きな出会いは「事務所の人たちとの出会い」と発言しています。
新人のころに自分の方向性がわからなくなったときも、お互いしっかりと話をしたことで考え方が一変したとのこと。
自分がまだ行ったことのない場所に、マネージャーさんも連れて行ってあげたいと語るほど、信頼関係が成立しています。
また当時のマネージャーさんかどうかは不明ですが、フラームのマネージャーである辻村草太さんは、初めて1人で担当することになったのが有村架純さんで、当時は毎晩のように社長と有村さんと3人で打ち合わせをしていたと明かしています。
さまざまな話をし続けることで見えてくるものがあったとも。
もう話すことがないというくらい話をしていたとのことですので、俳優1人に向き合う時間を大切にしている事務所だということが伺えます。
有村架純さんの芸能活動を分析!
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:Instagram、X(旧 Twitter)staffアカウント
- フォロワー数:Instagram 470万人、X 50万人
- 頻度:2,3週間に1度程度
Instagramではプライベートも
有村架純さんはSNSに力を入れているという感じではないようです。
Instagramはフォロワー数は470万人と多いですが、更新頻度は2,3週間に一度程度で仕事の「お知らせ」内容が主です。
ときどきマネージャーさんが撮影したと思われるプライベートな写真がアップされることもありますが、貴重なショットだからか、ニュースに取り上げられるほど注目されます。
写真は信頼している人に向けた表情で、有村架純さんの素が出ているのではないでしょうか。
ファンには嬉しい写真です。
Xでは告知がメイン
Xは「有村架純’s staff」アカウントなので、告知が多くなっています。
ドラマや映画、ラジオやテレビ番組への出演情報や写真集の発売情報など細かく配信されるので、見逃したくないファンは要チェックです。
さらに舞台裏などをあげていることもあるので、Instagramとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。
写真集発売時にお渡し会を開催
ファンを大切にしている有村架純さんは、2024年の写真集発売時に、写真展とお渡し会を予定しています。
写真集の発売はいつも応援してくれているファンの方への感謝の気持ちからとのこと。
写真展とお渡し会はお礼の意味を込めて企画したそうです。
日頃はファンと直接会う機会は少ないので、有村架純さんにとっても貴重な経験になるのではないでしょうか。
写真集を作る過程でも応援してくれる人たちのことを思っているそうで、感謝の気持ちがたくさん詰まった写真集になっているようです。
フラームのファンサービス
有村架純さん個人のファンクラブはありませんが、事務所であるフラームの会員制公式デジタルファンサイト「FLaMme PRESS」では、フラーム所属女優の最新情報や他では見られない情報や動画、写真を見ることができます。
プレゼント企画などもあり、満足度が高いファンサービスです。
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:映画、ドラマ、CM
- ポジショニング:役の幅が広がり、これからも楽しみな女優として評価されている。プライベートの露出は控えめ。
有村架純さんは多くの映画やテレビドラマ、CMで活躍しています。
人間ドラマへの出演が多く、まじめで清楚な魅力を感じられる清純派女優として高い評価を受けています。
また化粧品のアンバサダーに就任するなど美容面での露出も見られます。
芝居については、「逆境に立たされる、けなげな女性」というような役を多く演じ、その演技力が評価されています。
ポジショニングとしては、清純派として主役級をはれる女優という位置づけがあります。
ただ最近では清純派とは違った役も多く、演技の幅の広さを印象付けています。
まじめで努力家な有村架純さんですので、これからどのように変化していくのか楽しみな女優としても注目されています。
一方でプライベートは控えめ。
SNSでは撮影の舞台裏などは見せていますが、プライベートな露出は少なめです。
もともと一人や少人数でゆっくり過ごすのが好きなようなので、プライベートを積極的に露出することは性格に合っていないのでしょう。
プライベートが見えないぶん、まじめでひたむきなイメージが前面に出ているのではないでしょうか。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:体を動かす
- リフレッシュ方法:ゆっくりと過ごす
休日は意外にも?ジムやランニングへ
まじめなイメージで、読書する姿が似合う有村架純さん。
休日は意外にもジムへ通ったりランニングをしたりと運動をしていると明かしていますが、もともとアクティブな性格ではないと話していますので、お仕事のためというのもあるのでしょう。
休日のルーティンとして取り入れているようです。
普段から体に良いものを取り入れたり、お香を焚いて香りに包まれたりすることで、心が満たされてリラックスできる環境を作っているそうですので、運動もその一環かもしれませんね。
ジム通いやランニング以外は家でゆっくりと過ごしたいと話しています。
すべてのドラマをチェック
休日はジムに通ったあとに、ドラマやアニメをチェックするそうです。
ドラマは単純に見るのが楽しいのと、女優として勉強のためとのこと。
全局全ドラマをチェックしているそうで、まじめな一面が伺えます。
過去には一人旅でリフレッシュも
過去には仕事が重なって頭がごちゃごちゃになってしまったときに、日帰りで出雲大社へ一人旅に出掛けたことも。
仕事から離れて過ごすことと、その場所の空気が良かったのか、浅かった呼吸がしっかりとできるようになったそう。
束の間の休息がリフレッシュになったと語っています。
日々忙しい中でも、仕事から離れた環境に少しでも身を置くことが、リフレッシュになるのでしょう。
次なる展望は?
- 目標:自分自身の生活も大切にしていきたい
新しいことにチャレンジしたい
有村架純さんといえば、まじめでおとなしい清純派女優。20代は「けなけで努力家」など同じような役が多く、悩んでいた時期があったそうです。
先輩女優に「その時にしかできない役なんだから全力で」とアドバイスされてからは目の前の役を全うすることに全力を注いだそうです。
ひとつひとつにしっかりと取り組み、答えが合っているのかわからなくても熱量を持って進み続けた結果、良い方向に進んだと語っています。
30歳になってすぐに公開された映画「ちひろさん」では、元風俗嬢でマイペースで自由に生きている主人公を演じていますので、それまでとは違った雰囲気の役と言えるでしょう。
今までは殻を破りたいと思いながらも新しいことに臆病でしたが、これからは新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと話しています。
近々また新たな役が見られるかもしれませんね。
自分の生活も大切に
2010年に「ハガネの女」でデビューしてからずっと走り続けてきた有村架純さん。
たくさんのことを見て学んできたと語っています。
猛スピードで変わる状況についていくために、仕事のことだけ考えて自分のことはあまり考えてこなかったそうです。
人に迷惑をかけないように、まわりの人のために動いてきた気がするとのこと。
30代は自分の心が動いたことにも挑戦するなど、自分自身の生活も大切にしていきたいとのことです。
参考にしたい!成功レシピと具体的なステップ
まじめに向き合う気持ちが成功の秘訣
- 身につけるべきスキル:演じながら学んでいく
- 重要な人脈の作り方:とことん話す
- メディア戦略:プライベートは控えめ
- プライベートと仕事のバランスの取り方:仕事とは真逆の生活をする
作品や役を通して学ぶ
有村架純さんは、「作品の内側に生きることでたくさんの経験ができる」と話しています。
今まで出会ってきた役の感情の動きから、人との関係や愛することを経験してきたそう。
役に向き合うことで実際に考えさせられることも多く、そこから学ぶこともたくさんあると明かしています。
役ではそれぞれが違うように、実際の人たちも背景や事情が違う。
そういう人の深さを感じられるようになったとも話しています。
悩みがあっても、作品や役を通して学び、さらに役者としても有村架純さん個人としても成長していけるのも仕事があるから。
仕事の悩みは仕事で解決するそうです。
演じながら学ぶことができるスキルがあるからこそ、今まで猛スピードで駆け抜けてこれたのでしょう。
すべてを話すことで信頼関係をつくる
有村架純さんは今の事務所の方たちとの出会いが自分の運命を変えてくれたと明かしています。
デビュー当時マネージャーさんは有村架純さんと、社長も交えてたくさん話をしたとのことでしたし、今は何か思うことがあれば有村架純さんからマネージャーさんや社長にすべてを話すそうです。
そうすることでお互い信頼関係を築くことができるのでしょう。
信頼して相談できる人たちがいるから、思いつめることなく前に進めていると話しています。
プライベートの露出は控えめ
休日は家で穏やかに過ごしたいと発言していますので、性格的にもプライベートを積極的に発信するのは苦手なのかもしれません。
仕事に対してはまじめで努力家なので、InstagramやXで告知や舞台裏などの発信はできる限りしているようです。
そういうところが有村架純さんらしいのかもしれませんね。
プライベートは穏やかに過ごしたい
有村架純さんは、お仕事で色々な役を演じて刺激をもらっているので、私生活は自分らしく穏やかな生活をしたいと語っています。
芝居での感情の起伏に耐えられるようにも、仕事以外の時間はなるべくフラットな感情で過ごしたいとも。
また、もともと家にいるのが好きな性格だと明かしていますので、20代は仕事で駆け抜けてきたぶん、30代は自分が幸せだと思う選択をしていきたいとも話しています。