子役出身の実力派俳優 神木隆之介さんの魅力とは？
- 神木隆之介さんのデビューのきっかけは？
- 神木隆之介さんの子役時代の出演作品は？
- 神木隆之介さんのSNS戦略はどうやっているの？
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では神木隆之介さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
この情報をもとに行動することで、あなたも自分自身の目標やキャリアに役立てることができるでしょう。
読み終わった後で、次のステップが明確に見えてくるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
神木隆之介さんのプロフィール
子役時代から活躍する演技派俳優
- 名前:神木隆之介
- 出身地:埼玉県
- 生年月日:1993.5.19
- 職業:俳優、声優
- 事務所:Co-LaVo
- 趣味・特技:写真撮影、鉄道撮影、一人カラオケ、ノート収集、読書、アニメ鑑賞
- 主な出演作:テレビドラマ「グッドニュース」「QUIZ」「Dr.コトー診療所」「探偵学園Q」「SPEC」「集団左遷!!」「日曜劇場 海に眠るダイヤモンド」、NHK連続テレビ小説「らんまん」、映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」「お父さんのバックドロップ」「妖怪大戦争」「桐島、部活やめるってよ」「バクマン。」「3月のライオン」「大名倒産」、劇場アニメ「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」
多趣味で知られている
神木隆之介さんは、多趣味で知られています。小さい頃から鉄道が好きで、鉄道の写真を撮影するのも好きになり、写真を撮ること自体も趣味になっていったのだそう。
他にもゲームやアニメ、一人カラオケやノート収集など、好きになるととことんハマってしまうのだそうです。
趣味に関しては欲しいものは徹底して手に入れたいと明かしています。
歴代邦画興行収入トップ10内4作品に出演
2025年2月現在、歴代邦画興行収入トップランキング10位中、4作品に出演している神木隆之介さん。
ランキングの2位「千と千尋の神隠し」、3位「君の名は。」6位「ハウルの動く城」に声優として出演、また7位で実写映画では1位の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」にも出演しているなど、「興行収入ハンター」と呼ばれるほどの活躍です。
さらに11位「すずめの戸締まり」、12位「天気の子」にも出演。
この記録を破る人はなかなか出てこないでしょう。
さらに映画以外でも数々のヒットドラマに出演するなど、ヒット作品には欠かせない俳優です。
神木隆之介さんのデビューまでのステップ
2歳でデビュー
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:母親が応募
- 最初のオーディションまたはスカウト:母親がタレント事務所に応募
- 練習生または養成所の期間:不明
- 初の仕事（CM, ドラマ, 映画など）:2歳でCM出演
- デビュー作（シングル, アルバム, 映画など）:テレビドラマ「東京卒業」で幼少期役
生後すぐに大病を患ったことがきっかけ
神木隆之介さんは生後まもなく大病を患い、4ヶ月にわたり危篤状態だったのだそう。
医師からは助かる確率は低いと告げられていたそうです。
その後奇跡的に回復したことをきっかけに、「生きていた証を残したい」という想いから、神木隆之介さんが2歳のときに母親が芸能事務所「セントラル子供タレント」に応募したとのことです。
2歳でCM、3歳でドラマ出演
2歳でCMデビュー。
おもちゃのCMで、撮影のことは大人になっても断片的に覚えているそうです。
帰りにおもちゃをもらって嬉しかったそう。
そのCMが放送された時点で願いが叶った母親は満足したそうですが、幼い神木隆之介さんは「続ける」と言って、タレント活動を続けたそうです。
撮影で大人と話すことが楽しかったとのこと。
3歳のときにはテレビドラマに幼少期役で出演、その後もCM出演などを経験し、6歳でドラマでレギュラー出演を果たしました。
神木隆之介さんが注目を集めたきっかけは？
12歳で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞
幼少期からCMやドラマに出ていた神木隆之介さん。
2001年(当時8歳)にはアニメーション映画「千と千尋の神隠し」で声優デビュー、2003年(当時10歳)にはドラマ「Dr.コトー診療所」や映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」などヒット作品へ出演。
そして12歳のときに公開された映画「妖怪大戦争」で、映画初主演を果たします。
当時から注目の子役として知られていましたが、平凡な少年が妖怪とともに悪霊に立ち向かいながら成長していくという難役にもかかわらず、ベテラン勢に引けを取らない演技で高い評価を受け、日本アカデミー賞、新人俳優賞を受賞しました。
世間からもその後の成長に期待が高まったと同時に、俳優としての知名度を上げた作品といえるでしょう。
神木隆之介さんは撮影時のことを振り返ると、メガホンをとった三池崇史監督に「演じること」という原点を教えてもらったと明かしています。
それまでは楽しいだけで演技してきたけれど、三池監督に“魂を削らないとできないものもある”と教わり、全身全霊を注いで役に向き合ったのだそう。
監督の愛情を感じて、頑張ろうと思ったそうです。
「妖怪大戦争」という作品で、すごく大きな経験をさせてもらったと語っています。
連ドラ初主演作品が子役から青年の転機に
小学校卒業頃から、少年から青年へと少しずつ変化が。
連続ドラマ初主演の「探偵学園Q」放送時は14歳。
もう“小学生だから”や“子どもだから”とは見られない年なのにもかかわらず、同世代が多くて楽しくてふざけていたら大塚恭司監督から「真面目にやるぞ」と厳しく言われたそうです。
「仕事」に来ているという意識を最初に持たせてくれたと語っています。
「探偵学園Q」は子役出身の志田未来さんなどの俳優も出演し、若手が多いにもかかわらず評価の高いドラマでした。
歴代の神木隆之介さんが出演するドラマの中でも人気の作品です。
話題作「桐島、部活やめるってよ」で実力を発揮
2012年公開の映画「桐島、部活やめるってよ」で、地味で目立たない高校生役で主役の一人として出演。
“見る人を選ぶ”と言われた作品ではありますが、公開後の反響が大きく口コミで評判となり、8ヶ月にもおよぶロングラン上映となりました。
日本アカデミー賞では最優秀作品賞を、神木隆之介さん個人ではTAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞するなど、高く評価されました。
神木隆之介さん自身も高校生という時期に撮影し、完成した作品を見たのは卒業後の俳優1本でやっていこうというタイミングだったそう。
「本当にそれでいいのか？」ということを真剣に考えさせられる内容だったとのこと。
自分自身が逃げていたことに対して「しっかり向き合え」と言われているようで、見ていて苦しかったと明かしています。
なんとなくで決めた道ではなく、真剣に悩んだうえでの俳優業。
この作品に出合えて悩むことができたことは財産だと語っています。
現在の所属事務所を解説
アミューズも資本参加する新事務所
- 事務所名:Co-LaVo
- 設立年:2021年4月
- 代表者:千葉伸大
- 主な所属タレント:佐藤健、神木隆之介
所属アーティストは佐藤健さんと神木隆之介さんの2名
神木隆之介さんは2021年3月でアミューズを退社。
4月から佐藤健さんとともに、アミューズも資本参加する新事務所「Co-LaVo」に移籍しました。
移籍の際に神木隆之介さんは、小学校からお世話になったアミューズに感謝しつつ、「変化もあったし考えることも悩むこともありましたが、もっといろいろな挑戦をするために、信頼できる仲間たちと、皆が楽しいと思ってもらえるような挑戦をしていきたい」と語っています。
代表には育ての親である千葉伸大氏が就任、相談役としてアミューズの会長大里洋吉氏が参加しています。
神木隆之介さんは移籍後もNHK連続テレビ小説「らんまん」で主演を演じるなど、順調にキャリアを重ねています。
今後どのような活動をしていくのか、楽しみですね。
過去の事務所と移籍のポイント
16年間アミューズに所属
神木隆之介さんは2歳から小学校6年生頃までは子役事務所「セントラル子供タレント」に所属していました。
2005年にアミューズに移籍、その後も仕事は順調にこなし、2021年3月までの16年間アミューズに所属していました。
一部報道ではアミューズで慕っていた千葉氏の独立に伴い、アミューズと話し合ったうえで暖簾分けのような形での移籍になったのだそう。
新会社「Co-Lavo」はアミューズも出資していますので、円満に移籍したといえるでしょう。
神木隆之介さんの芸能活動を分析！
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:X(主にマネージャーが投稿)、YouTube
- フォロワー数:Xフォロワー75万人、YouTubeチャンネル登録者数 40.4万人
- 頻度:X2,3日に一度(多いときは毎日)
Xは頻繁に投稿
神木隆之介さんはXを活用していますが、主にマネージャーが投稿しているようです。
ときどき本人のつぶやきもあるようですが、近況に関することが多く投稿されています。
イベントやテレビ出演や映画の告知、ファンクラブに関することなど仕事の多い神木隆之介さんならではの幅広い内容。
本人の投稿では、「今、志尊淳と居るのですが、何か志尊に質問ありますか？」という投稿に対して質問が殺到し、話題を呼びました。
俳優の志尊淳さんとは2023年のNHK連続テレビ小説「らんまん」で共演して以来仲が良いのだそう。
こういった遊び心を取り入れることで、ファンを楽しませてくれています。
YouTubeは2024年以降はほとんど投稿されていないようですが、ゆるい感じで見ていて安心感のあるコンテンツです。
ファンクラブで積極的な活動も
神木隆之介さんは2023年9月にオフィシャルファンクラブを発足しました。
電車好きの神木隆之介さんにちなんだファンクラブ名は「神木駅」(読みはカミキステーション)。
イベントや舞台などのチケット先行予約、会員しか見られない写真や動画、ブログなど、特典は盛りだくさんです。
他にも誕生日やセレモニーの生配信、トークイベントも積極的に行っていて、ファンとの接点は多いといえるでしょう。
神木隆之介さんのトークイベントはおもしろいと好評。
たくさん話を聞けるのはもちろん、撮影タイムやお見送りなどもあり、内容に満足しているファンは多いようです。
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:テレビドラマ、映画、CM
- ポジショニング:子役出身の実力派俳優
神木隆之介さんは幼少期から多くのテレビドラマや映画で活躍しています。
劇場アニメの声優として多くの作品にも出演。
CM契約も多く、多方面での露出が見られます。
人間ドラマや原作のある作品に多く出演、子役時代から培われた演技力で高い評価を得ています。
ポジショニングとしては子役から大人の俳優へ、子役出身者の理想的な成長を果たした俳優としての位置づけがあります。
SNSなどでプライベートを露出することはあまりありませんが、XやYouTubeではいつもの神木隆之介さんを晒しているように見受けられます。
いつも楽しそうで、まわりを笑顔にする雰囲気を持つ俳優。
このようなポジショニングによって「子役出身の実力派俳優」というイメージを強く持たれています。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:オフの時間を大切にする
- リフレッシュ方法:メリハリをつける
オフはオフらしく過ごす
多趣味で知られる神木隆之介さん。鉄道をはじめゲームやアニメ、一人カラオケなど仕事がオフの日にやりたいことはたくさんあるのだそう。
主にゲームと一人カラオケが定番。
ひたすらゲームして、カラオケ行って、たまに買い物や友達と外食をすることもあるそうです。
一人カラオケは中学生からの趣味で、最低でも1時間、普段でも1～2時間行くとのこと。
オフはオフらしく過ごしたいと話しています。
メリハリをつけてリフレッシュ
神木隆之介さんのリフレッシュ方法は、オンとオフのメリハリをつけて、仕事とはまったく違う環境で過ごすこと。
休日は台本を見ることもあまりないのだそう。
休みの日はしっかりと休みたいとのことです。
また多くの趣味に加えて、景色がキレイな場所を見るのも好きなのだそう。
普段とは違う美しい景色をみることで、頭の中でもリフレッシュできると明かしています。
作品ごとの切り替えは音楽で
さまざまな作品に引っ張りだこの神木隆之介さんは、1日の中でもいくつか仕事が重なることもあり、音楽で気持ちを切り替えているそうです。
作品ごとにテーマ曲を決めることもあるのだとか。
移動の時間にテーマ曲や自分の好きな曲を聞くことが切り替えのスイッチに。
音楽が好きでさまざまな曲を聴くと話していますので、リフレッシュにもなっているのでしょう。
次なる展望は？
- 目標:新しいことに挑戦していきたい
2歳でデビューし、年齢と芸歴がほぼ変わらない神木隆之介さんは、小学生の頃から演技することが楽しいと思いながら続けてきたと明かしています。
よくマネージャーさんに5年後10年後にどうなりたいか聞かれても、「正直どうなっているかわからない」と答えて怒られていたのだそう。
そんな神木隆之介さんは、25歳の頃に「人生1つのミスも許されない、ミスができない」と、窮屈な思いにすごく悩んだ時期があったそうです。
そんな中、母親から「ただ楽しく生きてくれたら親としては幸せ」と言われたことで気が楽になり、今いる世界が全てではないと思えるように。
それからは「せっかくやるなら面白いことをしたい」と、やることに価値があるという考えになったそうです。
役者だけでなく、いろいろな人といろいろな表現でエンターテインメントをしていきたいとのこと。
新しいことに挑戦することで「おもしろいことをやってるな」と思われたい。
そのために、心はまだまだ中学生でいたいのだそう。
30代は大人の渋みを出す、、のではなく、余計にはしゃぎたいとのこと。
「自分のことを子どもだと思っているのか？」と思わせるくらい、ノリが良くて楽しい30代にしたいと語っています。
参考にしたい！成功レシピと具体的なステップ
悩んだ末の俳優業
- 身につけるべきスキル:しっかり悩む
- 重要な人脈の作り方:家訓に忠実に
- メディア戦略:積極的な情報発信
- プライベートと仕事のバランスの取り方:完全に分ける
しっかり悩んで俳優一本の道に
少年が青年に変わるように、子役から俳優へと成長した神木隆之介さん。
目の前の仕事を楽しんできたというだけあり、成長に伴う見た目や声の変化について、過渡期特有の悩みはなかったそうです。
役者の仕事は日常生活の一部。そんな環境でありながらも、高校生のときに卒業後に大学に行くか俳優一本にするか悩んだのだそう。
まわりは当たり前のように俳優一本でいくと思っていたそうですが、自分としては大きな決断だったと明かしています。
さらに卒業後に公開された自身の主演映画「桐島、部活やめるってよ」を観たときに、内容が自分に返ってきたのだそう。
「本当にそれでいいのか？」「後悔しないのか」と、とどめを刺すように考えさせられたとのことです。
幼い頃から当たり前のように役者の仕事をしてきた神木隆之介さんですが、今後の結果や答えが同じだったとしても、18歳の時点で俳優一本の道をいくということをきちんと悩んで決められてよかったと語っています。
当たり前の道を当たり前にしないで悩んで決めたことが、神木隆之介さんが成功している秘訣なのでしょう。
「性格のかわいい人に」家訓に忠実
神木隆之介さんの母親が作った家訓のひとつに「性格のかわいい人でありなさい」というのがあるのだそうです。
「かわいい」というのは、“嬉しい”や“悲しい”などの気持ちを素直に表現できる人。
「かわいい人」であることで信頼関係を築けるのでしょう。
仲良くなりたいと思ったら積極的に話しかけるのだそうです。
横浜流星さんや新田真剣佑さん、吉沢亮さん、志尊淳さんなど、神木隆之介さんを友達としてあげる人は多いのだとか。
いつも学生ノリで話しかけるそうで、「人たらし」とまで呼ばれるほど。
とくに同世代の友達が多いのも納得です。
そういった性格の良さが、芸能活動をするうえでスタッフや共演者から信頼される要因になっているのでしょう。
ファンとの接点は積極的に
素直な性格はファンとの接点づくりにも活かされています。
トークショーでは、全力で盛り上げるトークでファンはますます虜に。
Xでも仕事の内容がほとんどにもかかわらず、そこに出てくる神木隆之介さんはかざらない様子で親近感がわきます。
役者として、撮影している以外の時間は、プライベートでも仕事でも素直で「かわいい人」なのでしょう。
いつもの自然なふるまいが、神木隆之介さんの良さを表しているといえるのではないでしょうか。
オンオフはしっかり分ける
幼い頃から演技を仕事にしている神木隆之介さんは、プライベートでは仕事のことはできるだけ考えないようにしているそうです。
「演技」が仕事なので切り替えるために、プライベートで好きなことをしたりリフレッシュしたりしているとのこと。
撮影時とは全く違う世界観で過ごしたいと明かしています。
