ストイックすぎる性格で話題の俳優
- 鈴木亮平さんはストイック?
- 鈴木亮平さんはなんで頭がいいの?
- 鈴木亮平さんは何でデビューした?
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では鈴木亮平さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
彼のような当たり障りのない性格で、インテリ、更には容姿端麗という完璧なスペックをもつ俳優は非常にレアです。
ですが、彼のデビューまでの道のりは簡単なものではありませんでした。
そんな彼が様々な世代から人気俳優になるまでの道のりをこの記事では紹介しています。
俳優として活躍していきたい!伸び悩んでいる…という人には参考になる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
鈴木亮平さんのプロフィール
成績優秀!インテリ俳優
- 名前:鈴木亮平
- 出身地:兵庫県西宮市
- 生年月日:1983年3月29日
- 職業:俳優
- 事務所:ホリプロ
- 趣味・特技:世界遺産・英会話・裁縫
- 主な出演作:テレビドラマ『花子とアン』『天皇の料理番』映画『HK 変態仮面』シリーズ 『俺物語!!』
情報量が多すぎる!意外な特技の持ち主
演技力はもちろん、彼のもつ肉体美で度々話題になる俳優さんです。
彼は裕福な家庭環境で育ったこともあり、様々な教育を受けることができました。
幼少期から家族と海外旅に行くことが多く、留学経験もしています。
幼い時期から海外の文化に触れていたこともあり、彼は英語が長けており、英検一級を持っています。
高校は語学の教育に力を入れている兵庫県立芦屋南高等学校(現・兵庫県立国際高等学校)に進学し、卒業後は東京外国語大学外国語学部に入学しました。
英語以外にもドイツ語が得意で高校生の時に、全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで優勝した経験もあります。
世界遺産検定1級保持者
仕事が多忙で旅行の時間がとれないため、彼は自宅で世界遺産のTV番組を録画して「バーチャル世界旅行」を楽しんでいたそうです。そうしていると、鈴木さんは自身が世界遺産にかなり詳しくなっていることに気づきました。この世界遺産の知識に関して「証し」みたいなものがほしいと思っているときに、世界遺産検定のことを知り、自分も挑戦してみようと思いたったそうです。
「1年で最上級のマイスターになる」という目標を立てて、2011年7月に2級、12月に1級を受検しました。
裁縫が得意!
ホリプロのプロフィールページで特技の欄に裁縫と記載しており、それは趣味の域を超えるほど!
というのも、昔は身長が高くて腕は長かったものの、体が細かったので、なかなか自分に合うサイズの服がなかったそうです。
今ほど稼ぎがあったわけではなかったので輸入ものの服を買う余裕もなく、渋々大きいサイズの服を買って、全部自分でミシンで直していました。
ちなみに、初めて買った家電はミシンだそうです!
鈴木亮平さんのデビューまでのステップ
なかなか思うようにいかなかった学生時代!
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:中学生時代には映画を好きになり、俳優になりたいと思うようになった
- 最初のオーディションまたはスカウト:モデル事務所を紹介してもらいデビュー
- 練習生または養成所の期間:演技学校アクターズクリニックに所属
- 初の仕事(CM, ドラマ, 映画など):モデルとしての仕事
- デビュー作(シングル, アルバム, 映画など):2006年テレビドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』で俳優デビュー2007年『椿三十郎』で映画デビュー
悩んだ挙句、最初はモデルとしてデビュー!
幼少期から演じることに興味を示していました。
小学生の頃にアニメをきっかけに声優になりたいと思い、中学生の時に映画にはまり俳優になりたいと思うようになりました。
その当時は周りに「何をいってるんだ?」と馬鹿にされていたようですが、負けず嫌いだった彼はその言葉によってよりやる気に満ち溢れました。
大学の演劇サークルで本格的に演技にはまる
大学では演劇サークルに入っていました。
最初の公演時に観客が想像以上に感動し、褒めてくれたことが嬉しく役者として生きていくと決意しました。
このことをきっかけにどっぷり演劇にハマりますが、卒業が近づくにつれ「このままで本当に役者になれるのか?」と疑問を抱くようになったそうです。
苦労の末、モデルとして芸能活動をスタート!
プロになれないと感じ始めていた鈴木さんは、芸能事務所・制作会社に履歴書を50社以上送り続けました。
さらには自身でキャスティング会社も回っていたほど!
ですが、俳優としてのチャンスには恵まれませんでした。
ですが、彼の身長の高さからモデル事務所を紹介してもらい芸能活動をスタートさせました。
当時使っていた芸名は友近亮平。
「鈴木」という苗字がありきたりなこともあり、当時好きだったタレントの友近さんの名前を借りたそう。
そのためモデル時代の友人からは今でも”ともち”と呼ばれているそうです!
水着キャンペーンボーイに選ばれる
大学を卒業してからは演技学校アクターズクリニックに所属し、本格的に演技を学び始めました。
その年に東レとデサント共同開発の男性用水着をPRする初代のキャンペーンボーイに選出され、注目を浴びるようになります。
(女性版である東レキャンペーンガールは、当時の女性タレントの登竜門とされており、過去には山口智子さん、杉本彩さん、藤原紀香さん、菊川怜さんなどを輩出しています。)
ちなみに、業界史上初の「水着キャンペーンボーイ」だったそうです。
同年に、ようやくテレビドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』で俳優デビューを果たしました。
鈴木亮平さんが目を集めたきっかけは?
朝ドラがきっかけで世間に知れ渡るように!
2006年から念願の俳優デビューを果たし『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』や『メイちゃんの執事』といった話題作に出演しますがいまいちパッとしない状態が続きました。
そんな最中、2014年度上半期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』で、吉高由里子演じるヒロインの夫・村岡英治役に抜擢されました。
彼の出演した回が放送されるや否や、「彼は誰なんだ?」とたちまち話題になり、彼の過去作を振り返る人も多かったそうです。
この作品を皮切りに様々なバラエティー番組に出演するようになり、彼の人柄の良さ・知識量の多さを見た視聴者がどんどん彼のファンになっていきました。
現在の所属事務所を解説
日本を代表する芸能事務所の一つ!
- 事務所名:ホリプロ
- 設立年:昭和38年1月
- 代表者:菅井敦
- 主な所属タレント:高畑充希・竹内涼真・妻夫木聡・深田恭子
新人から大御所まで数多くのアーティストをサポート!
日本の中でも超大手と呼ばれる芸能事務所です。
子役をはじめ、大御所と呼ばれる俳優・女優、今大人気の流行り顔のタレント、モデルなど数多くのアーティストの芸能活動をサポートしています。
芸能活動をメインとしないスポーツ選手や文化人、芸術家、アナウンサーやリポーターとジャンル問わず、テレビに出演する全ての人がこの事務所に所属しています。
また、演劇、ミュージカル、コンサートなど、ホリプロ制作舞台の公演も行っています。
このように多くのアーティストを抱えているからこそ、大きな舞台を一事務所だけで行うことが可能です。
鈴木亮平さんの芸能活動を分析!
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:Facebook X(Twitter) ファンクラブ
- フォロワー数:Facebook:9.3万人 / X :47万人
- 頻度:facebook:月1回 / X:月数回
彼は、facebookで公式アカウントを運用しています。
世代が低くなるにつれてfacebook登録者が少ない昨今ですが、定期的に投稿を更新しています。
これにより、40代以上のSNSを使用するファン層もがっちり確保ができているようです。
Xはfacebookよりも更新頻度が高く、特にドラマの撮影時や放送時は頻度が高まります。
現場でのオフショットや、彼の些細なつぶやきを見ることができると人気のコンテンツとなっています。
また、SNS以外の公式ファンクラブも存在します。
ファンクラブでは、ここでしか見れない動画や写真コンテンツなどが投稿されておりファン必見の内容ばかりです!
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:テレビドラマ
- ポジショニング:出演作品ごとに見た目を変化させるカメレオン俳優!
様々な役を演じることができる俳優はたくさん存在しますが、彼のようにガッツリ外見を変える人はそう多くありません。
これこそが彼の仕事に対するプロ意識の現れと言えます。
というのも、作品ごとに体重の増減管理を徹底しているのです。
・2013年『HK 変態仮面』では露出の多い色丞狂介を演じるため、体重を15kg増量
・2015年『天皇の料理番』では病弱な周太郎を演じるため、体重を20kg減量
・2015年『俺物語!!』では巨漢の剛田猛男を演じるため、体重を30kg増量
・2018年大河ドラマ『西郷どん』では晩年の西郷隆盛を演じるため、体重を約100kgまで増量
上記のように、役に合わせて数十kgの増減をしてきました。
また作品外でテレビに出る際は、通常の背感がイメージするであろう健康的な姿であるため視聴者を毎度驚かせています。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:ファミレスに長時間滞在
- リフレッシュ方法:映画鑑賞
プライベートは6時間近くファミレスで過ごすそうです。
芸能人なのにファミレス?と思う方も多いでしょうが、彼のような人が来ることが意外すぎて気がつかない人も多いのではないでしょうか。
この間は読書や動画鑑賞をしているようです。
彼曰く家にいると寝てしまう可能性があるし、音があった方が色々と集中出来るそうです。
なのでファミレス行って、ご飯を食べたり、本読んだり、台本読んだり、休日を充実させています。
そんな彼の一番のリフレッシュ方法は映画鑑賞。
幼少期からずっと欠かせないもので、彼の俳優の原点でもあります。
これを見ながら自分の演技を反省したり、自身の演技に生かすポイントを見出したりしているそうです。
集中してしまうあまり、家に引きこもることもあるようで、彼の演技に対する強い熱意を感じますね。
次なる展望は?
- 目標:自分を通して日本を語れる役者になる!
彼は過去のインタビューで日本を語れる俳優になりたいと語っていました。
例えば、主演に抜擢されたら、役を演じるだけでなく、その背景や、作家が作品に込めた思いまでを汲み取り演じることによって、ヒットに結びつけるという興行面まで責任を持って背負える俳優になりたいそうです。
そう遠くない未来に、海外の作品にも出演し、彼を通して、日本という国を知ってもらうきっかけになるような俳優になりたいとも語っていました。
参考にしたい!成功レシピと具体的なステップ
ただ演じるだけでなく、その先を想定した役作りに励む!
- 身につけるべきスキル:学ぶことに貪欲
- 重要な人脈の作り方:世界に目を向け、謙虚に振る舞う
- メディア戦略:様々な世代に向けたSNS発信
- プライベートと仕事のバランスの取り方:自分の好きな空間で過ごす
豊富な知識が演技につながる
彼は勉強ができるだけでなく多彩な知識の持ち主です。
学ぶことが大好きで、興味が出たらどんどん探求してしまうようです。
その結果、これまでの経験が演技に生きていると彼は過去に語っていました。
様々なアイデアを持っているからこそ、台本に描かれた数少ない情報量から、演じる役の些細な心情の変化までもを汲み取ることができるため、彼の演技を見た人の心を動かす演技につながっています。
世界に目を向け、自分の小ささを知る
彼の謙虚な立ち居振る舞いの所以は、これまでの海外での経験によるものです。
最初の留学先はとても田舎だったようで牛を60頭も飼っているような牧場で、家から道路に出るまで歩いて10分もかかる家でした。
その時に、自分とは全く異なる価値観に触れて、視野がすごく広がるきっかけになり「自分が知っている世界なんてすごくちっぽけで、世界は広いんだ」と痛感し彼の価値観が変わったそうです。
また、世界遺産が好きな理由も、「自分の小ささを知ることができるから」なんだそうです。
世界には想像以上の素晴らしいものが存在し、人類ってすごい、歴史ってすごいなと純粋に感動し、謙虚な気持ちになるようで、自分の悩みなんかちっぽけだと思えるし、想像力が無限に広がると過去に語っていました。
このように常に日本を基準にするのではなく、世界規模で物事を捉えているからこそ、「自分はまだまだ何も知らないんだ!もっとたくさんのことを知りたい!」という向上心に繋がっているのではないでしょうか?