どんな役でもこなすカメレオン俳優 高橋一生さんの魅力とは?
- 高橋一生さんはいつから活動しているの?
- 高橋一生さんがどのようなキャリアを積んできたのか気になる
- 高橋一生さんはSNSをやっている?
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では高橋一生さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
この情報をもとに行動することで、あなたも自分自身の目標やキャリアに役立てることができるでしょう。
読み終わった後で、次のステップが明確に見えてくるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
高橋一生さんのプロフィール
趣味は音楽やアウトドアなど多彩
- 名前:高橋一生
- 出身地:東京都
- 生年月日:1980年12月9日
- 職業:俳優
- 事務所:舞プロモーション
- 趣味・特技:ギター、ブルースハープ、バイク、登山
- 主な出演作:ドラマ「ニューヨーク恋物語II・男と女」「池袋ウエストゲートパーク」「医龍-Team Medical Dragon-(第2期・第3期)」「Woman」「民王」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「東京独身男子」「凪のお暇」「岸辺露伴は動かない」「ブラック・ジャック」、連続テレビ小説「わろてんか」、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」「シン・ゴジラ」「億男」「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」、舞台「レ・ミゼラブル」「から騒ぎ」「元禄港歌〜千年の恋の森〜」「フェイクスピア」
中学生のころからギターを愛用
高橋一生さんは俳優として活躍しながらも、2019年に出演したドラマ「東京独身男子」の主題歌で歌手デビュー。
敬愛するエレファントカシマシ宮本浩次さんが楽曲提供、前面プロデュースを担当しました。
ミュージックビデオでは私物のギターで演奏。
ギターは中学生の頃から持っているそうで、愛用はフェンダーのストラトキャスターだそう。音が好きで使っているとのことです。
ドラマや映画、舞台で活躍する高橋一生さんですが、音楽とのかかわりも多く、2016年には前年に放送されたドラマ「民王」の番外編の制作発表イベントでギターを披露、2017年には東京スカパラダイスオーケストラに限定加入しブルースハープ(ハーモニカ)を演奏。
他にもエレファントカシマシのトリビュートアルバムに参加したり、「おんな城主 直虎コンサートで藤井フミヤさんとデュエットしたりと、音楽関係でも積極的な活動が見られます。
年の離れた兄弟の長男
高橋一生さんは、年の離れた弟が4人いるとトーク番組で話しています。
自身と、次男三男、四男五男と異父兄弟だそう。
一番下の弟とは18歳ほど離れているそうで、オムツを変えるのにも慣れていたとのこと。
三男の安部勇磨さんはミュージシャンとして活躍しています。
母親は2015年に病気で他界、あまり仲が良くなくて、亡くなる前10年くらいは会っていなかったそう。
弟の安部さんから連絡をもらい亡くなる1週間くらい前に会いにいったのだと明かしています。
もともと高橋一生さんは父親代わりとして生活面から金銭面まで弟たちの面倒を見ていたとのことです。
母親が亡くなってからも大黒柱として弟たちが独り立ちするまで気にかけていたとか。
そんな兄を弟たちは慕っているそうです。
高橋一生さんのデビューまでのステップ
子役俳優として活動
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:お芝居を観た祖母が喜ぶのを見て
- 最初のオーディションまたはスカウト:不明
- 練習生または養成所の期間:不明
- 初の仕事(CM, ドラマ, 映画など):映画「ほしをつぐもの」
- デビュー作(シングル, アルバム, 映画など):映画「ほしをつぐもの」
お芝居をやってみようと思ったきっかけは祖母
小学校2年生のときに劇団若草に入団。
あまり喋らず、感情も出さずでふさぎ込みがちな性格だったので、母や祖母から言われて劇団に入ったそうです。
自分の意志で俳優をやってみようと思ったきっかけは祖母。
劇団の発表会を観に来ていた祖母が、高橋一生さんのお芝居を見て泣いて喜んでいたのだそう。
お芝居の中で感情を出すことで、喜んでくれる人がいるということに感動し、お芝居を続けようと思ったと明かしています。
子役としてキャリアをスタート
9~10歳の頃から子役としてのキャリアをスタートした高橋一生さん。
1990年に企画・主演ビートたけしさんの映画「ほしをつぐもの」で映画初出演。
その後もドラマ「ニューヨーク恋物語II・男と女」で田村正和さんの次男役や、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でのガブローシュ役など、子役俳優として活躍しています。
高橋一生さんが注目を集めたきっかけは?
14歳でジブリ映画「耳をすませば」で声優を務める
児童劇団に所属し、子役として活動していた高橋一生さん。
小学校5年生くらいから一度お芝居からは離れていたそうです。
中学3年生のときに活動を再開し、劇団からジブリ映画のオーディションを勧められて受けたと明かしています。
その作品が「耳をすませば」の準主役、天沢聖司役でした。
監督は選ぶ際に、日常的な芝居ができること、実年齢が持つ空気感などを大切にできるということを考えていたそう。
高橋一生さんは役作りに苦労しながらも収録に挑んだとのことです。
その収録から1週間後くらいに声変わりが始まったとのことで、奇跡的なタイミングで収録ができたと明かしています。
この声優での経験がきっかけで、声だけでなく身体を使って表現したいと思うように。
俳優業を続けていきたいという想いが強くなったそうです。
今では「耳をすませば」が再放送される度に、天沢聖司の声は高橋一生さんだったのかと話題に。
知名度が上がった現在、再注目される作品となりました。
2015年ドラマ「民王」
高橋一生さんがブレイクした作品といえば2015年に放送されたドラマ「民王」でしょう。
前年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で存在感を放ち知名度が上がってきたところでのブレイク。
クールで毒舌、仕事は抜群にできるけど女性に弱いという秘書の貝原茂平役で、女性からの人気が上昇。
翌年には高橋一生さん扮する秘書貝原を主演にしたスピンオフ作品や、配信ドラマも作成され、ドラマメンバーの中でも人気を誇っていたことが伺えます。
さらにドラマ賞で助演男優賞を受賞するなど、業界からも高い評価を得ています。
このドラマをきっかけに高橋一生さんのファンになったという人も多いと言われています。
2017年上半期ブレイク俳優ランキング1位
2015年の「民王」出演でのブレイク後も、2016年にはドラマ「「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や、映画「シン・ゴジラ」などヒット作品への出演でさらに人気が上昇しました。
2017年もNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で小野政次役、ドラマ「カルテット」で家森諭高役と、どちらも重要な役で出演。
2017年上半期ブレイク俳優ランキング1位に輝きました。
世代別で10~50代すべて首位を獲得し、2位に大差をつけてのNo.1。
選ばれた理由として、圧倒的な演技力、「カルテット」での存在感や、笑いじわができるほどの笑顔、知的な佇まいなどが挙げられました。
現在の所属事務所を解説
テレビ、映画、舞台と幅広く活動
- 事務所名:舞プロモーション
- 設立年:1973年
- 代表者:代表取締役社長 小川富子
- 主な所属タレント:原田美枝子、筒井道隆、六角精児、不破万作、伊原剛志、高橋一生
舞台に強い事務所
高橋一生さんが所属する舞プロモーションは、かつては蜷川幸雄さんも所属していたと言われている事務所で、脚本家や演出家、俳優と、舞台での仕事を精力的にしている人が多数所属しています。
高橋一生さんも舞台への出演は多く、蜷川幸雄さん演出の舞台にも何本か出演しています。
過去の事務所と移籍のポイント
小学生のときに児童劇団に所属
小学生低学年のときに家族からの勧めで劇団若草に入団。
小学校高学年のときにはミュージカル舞台「レ・ミゼラブル」でガブローシュ役も努めました。
劇団には友達もたくさんいて楽しかったそうです。
子役中心の事務所ということもあり、高橋一生さんは中学時代まで在籍。
その後、舞プロモーションに移籍しました。
劇団若草は2019年に廃業しましたが、過去には坂上忍さん、杉田かおるさん、山本耕史さんなどが所属していたなど、名子役を輩出してきました。
2001年からは劇団扉座に入団
2001年には舞プロモーションに在籍しながら劇団扉座に入団しています。
勉強も兼ねて事務所から送り込まれた形で在籍することに。
出演履歴を見ると、2001年、2002年、2003年と扉座の舞台に出演していますので、3年くらい在籍していたのだと思われます。
その後も蜷川幸雄さん演出作品をはじめ多くの舞台に出演していますので、扉座在籍時代にも多くのことを学んだのでしょう。
高橋一生さんの芸能活動を分析!
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:なし
- フォロワー数:なし
- 頻度:なし
個人でのSNS発信はしていない
高橋一生さんはInstagramやXなど、SNSでの発信はしていません。
過去には期間限定でInstagramを開設していたことがありましたが、CM出演していたキリンビール「旅する氷結」の公式アカウントで、個人的な発信ではありませんでした。
ファンクラブなどもないようですが、ドラマや映画、雑誌など出演作品での露出は見られますので、高橋一生さんの状況を知りたい人は要チェックでしょう。
だいぶ前のインタビューですが、影響されやすいのでインターネットの評判は見ないと話していました。
世間の声を受けて別の方法を探すのではなく、踏ん張ってやりきるのが俳優の仕事だと考えているのだそう。
現在SNSなどをやっていない理由は、そのような考え方からなのかもしれません。
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:ドラマ、映画、舞台、CM
- ポジショニング:どんな役でもこなせるカメレオン俳優として評価、一方でプライベートの露出は控えめ
高橋一生さんは多くのテレビドラマ、映画、舞台で活躍しています。
小学生時代から子役俳優として活動し、「レ・ミゼラブル」などの舞台にも出演、テレビドラマでは影のある役からコメディ要素のある役、女性役までさまざまな役をこなしています。
舞台にも積極的に出演し、その演技力で高い評価を受けています。
どんな役でも作品に馴染み、実在しているかのようなお芝居で、カメレオン俳優といわれることも。
もともと名バイプレイヤーとして圧倒的な存在感を放っていましたが、現在では主役として多くの作品に出演。
数々のドラマ賞、映画賞、演劇賞などを受賞していることから、実力派俳優の地位を築いています。
一方でプライベートでは2024年5月に女優の飯豊まりえさんと結婚。
SNSなどはやっていないのでプライベートの露出はほとんどなく、雑誌や作品のインタビューなどでときどき話す程度です。
このようなポジショニングによって、どんな役でも作品に馴染む実力派俳優というイメージを強く持たれています。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:山登り
- リフレッシュ方法:何も考えない時間を作る
趣味は登山
東京、赤坂出身の高橋一生さんですが、幼い頃から自然の中で遊んでいたのだそう。
御所の中に入れる機会も多かったとのこと。
都会で育った高橋一生さんの趣味が、登山や自転車とアウトドアなのも、小さい頃に自然に親しんで過ごしていたからこそなのでしょう。
暇さえあれば山を登っているとのことで、登り進んでいくと音がなくなり、木も無くなって、自分が上から自然を見下している感覚が不思議な気持ちになるのだそう。
何かを目的に行っているわけではないけれど、結果的に行って良かったと思えてリフレッシュできると語っています。
反復運動で何も考えない時間を作る
息切れをしない体になりたいと、普段から体力づくりにも気をつかっているそう。
毎日1,2時間、何も考えずにひたすら反復運動をするということを続けていると明かしています。
自転車を漕ぐ、泳ぐ、歩くなどの運動を、息切れしない程度でやり続けるとのこと。
反復の動きを続けることで呼吸しかわからなくなる瞬間があって心地良いのだそう。
何も考えない時間がとても大事で、その無になる時間がリフレッシュになると語っています。
次なる展望は?
- 目標:年相応の役をやりたい
40代ならではの役をやりたい
高橋一生さんは年相応の役をやりたいと語っています。
海外では40歳前後の俳優が主役を張り、バリバリとお芝居をやっているのを見て、素敵だなと感じているそうです。
日本でも40代が活躍する作品がもっと増えてほしいし、そのときには「高橋一生を使いたい」と思ってもらいたいのだそう。
また、自分の想像を超えた役や今までにない役を提案されたらどんどんやっていきたいとのこと。
外側からの刺激で自分の中に新しいものが生まれるのではないかと、俳優としての自分に期待したいと語っています。
皆が楽しく仕事ができるような雰囲気をつくりたい
幼い頃から俳優の仕事をしていて芸歴も長い高橋一生さんは、現場では立場や年次が上になることも増えてきたそう。
役者の仕事は何かを教えることはあまりないけれど、主役やメインの役を任されるようになると、現場の雰囲気を左右することも。
監督やプロデューサーなどの緊張感で張り詰めた現場の雰囲気を、主役や芸歴の長い人たちが和やかにしてくれることが多いのだそう。
高橋一生さんも主役が増え、皆が楽しく仕事ができるような現場の雰囲気を作りたいと語っています。
参考にしたい!成功レシピと具体的なステップ
まわりに流されず進む
- 身につけるべきスキル:自分を信じる
- 重要な人脈の作り方:イメージを打破してくれた脚本家に感謝
- メディア戦略:まわりの声に流されない
- プライベートと仕事のバランスの取り方:分けて考えていない
自分を信じる
10代の頃から自分を信じるようにしてきたという高橋一生さん。
はじめから全て信じられたわけではないけれど、さまざまな経験から自分の考えと照らし合わせて確認しながら、現在の高橋一生さんにたどりついたと明かしています。
年齢などの基準に合わせた枠組みを自分にあてはめず、自分を信じること。
自意識過剰でも過信でもなく、自分の内面や肉体に正当な評価をしてあげたいとのことです。
実際にドラマ「凪のお暇」での役は原作よりも年齢が上だと言われていたけれど、自分では絶対にできると思っていたそう。
結果、高橋一生さんの評価は高く、そう言っていた人たちが手のひら返しをしたことに一人満足していたとのことです。
また高橋一生さんはSNSをしていませんが、まわりの声に流されず、自分の信じた道を行きたいという想いもあるのかもしれません。
ターニングポイントになった出会いに感謝
20歳で出演したドラマ「池袋ウエストゲートパーク」での好演をきっかけに、20代は引きこもりやストーカーなどの暗い役が多く、役者として先に進まないと悩んでいたそうです。
そんなときに脚本家の坂元裕二さんがドラマ「Woman」でそれまでのイメージとは違う役を書いてくれたそう。
自分の中で「こういう役もやらせてもらえる」と思えたとのこと。
この役に出会っていなかったらずっと悩んだままだったと明かしています。
その後も坂元裕二さんの作品に多く出演していて、いろいろな役を振ってくれるそうで、想像力のある人に出会えたことに感謝していると語っています。
仕事とプライベートを分けていない
高橋一生さんは日々の生活のなかで「今日は仕事」「今日はオフ」と分ける感覚がないのだそうです。
仕事をしていないときも仕事のことを考えてしまうとのこと。
好きなことを仕事としてできているから分ける感覚もないそうです。
仕事で苦しいことがあっても、波があって楽しいと思えるのだそう。
どんなことも楽しむ方向へ持っていけるからこそ、あえて仕事とプライベートを分ける必要がないのかもしれませんね。