TWICEってどうやって生まれたの?
結成から5年経った今も、世界中で活躍中のTWICE。
個性豊かなTWICEのメンバーたちは、いったいどんなオーディションを経て選ばれたのでしょうか?
今回はTWICEを生んだオーディションを徹底解説します!
TWICEのオーディションを分析してみると、JYPが審査において重視するポイントが見えてきます。
これから韓国アイドルを目指す方も、もちろんTWICEが大好きな方も、最後まで要チェックです!
[outline]TWICEってどんなグループ?
所属事務所
TWICEの所属事務所は、「株式会社JYPエンターテインメント」です。
韓国ソウルに本社を置いています。
TWICE以外にも2PMやNiziUなど、世界中で活躍するアーティストが多く在籍しています。
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メンバー
TWICEは現在、9名のメンバーで活動しています。
韓国出身のメンバー
- ナヨン
- ジョンヨン
- ジヒョ
- ダヒョン
- チェヨン
日本出身のメンバー
- モモ
- サナ
- ミナ
台湾出身のメンバー
- ツウィ
日本出身の3人の頑張りで、日本人でも韓国発のアイドルグループで活躍できることが証明されていますね!
主な楽曲
デビューアルバムリード曲
「Like OOH-AHH」
涙マークの振付が大ヒット
「TT」
他にも・・・
「One More Time」
「Candy Pop」など
経歴
「2015 Mnet Asian Music Awardsの女性新人賞」をデビューからわずか約1ヵ月半で受賞し、幸先の良いスタートを切りました。
2017年にはNHK紅白歌合戦への出場を果たし、その後2年連続して出場。
これはK-POPガールズグループとして史上初の快挙でした。
日本でのドームツアーも実現させ、アルバムセールスはKARAを超えるなど、その勢いは留まることを知りません!
オーディション番組「SIXTEEN」とは?
番組概要
TWICEがどんなグループなのかをお伝えしたところで、いよいよTWICEを生んだオーディションについて見ていきましょう!
TWICEのオーディションは、なんとテレビ番組を通じて行われたのです!
気になるその番組とは、韓国で2015年に放送された「SIXTEEN」です。
「SIXTEEN」とは、JYPエンターテインメントの練習生16名からTWICEを結成するメンバーを決めるオーディション番組。
16名の練習生は7名で構成される「メジャー」と9名で構成される「マイナー」というグループに分けられます。
オーディションは、ミッションの結果によってメンバーが入れ替わったり、脱落したりするサバイバル式でした。
「ミッション」とは、審査員から与えられる課題のことです。
具体的にはこの後の「オーディションの内容」でご紹介します。
参加者
SIXTEENへの参加者はJYPエンターテイメントの練習生である16名でした。
残念ながら脱落してしまった参加者も、その後「ITZY」「IZ*ONE」などのグループで活躍しています。
最終的に16名中13名がアイドルとしてデビューしていることから、ハイレベルなオーディションであったことが分かりますね!
オーディションの内容
ここでは、オーディションの内容、つまり「ミッション」について紹介します。
審査員からどのような課題が与えられたのか、いくつかピックアップしました!
1.Are you a STAR?
参加者それぞれが特技を披露。
アイドルオーディションらしく、歌やダンスを披露する参加者が多かったです。
そんな中「ミナ」が披露したのは生春巻きづくり!
意外な特技の披露で目立ったこと間違いなしです。
2.ジャケット写真・個人写真の撮影
ジャケット写真はチームで話し合いながら撮影に臨みます。
テーマや衣装を決める中で、他のメンバーとの協調性も審査されていたようです。
3.チームパフォーマンス公演
チームでのパフォーマンスを通して、歌・ダンス・チームワークが評価されました。
観客投票も行われ、番組ファンにとっても応援に熱がこもるミッションでした。
歌やダンスだけでなく、グループの一員としての適性が問われるミッションが多くありました。
今後アイドルグループへの加入を目指している人は、「チームワーク」も意識してオーディションに臨んでみましょう!
ここが見どころ!
全10回にわたって放送された「SIXTEEN」。
どの回の内容も気になりますが、一番の見どころは「メンバー発表」でしょう。
なぜ一番の見どころかというと、メンバーの追加合格があったからです!
最終回である第10回で、追加で2名の合格者が発表されました。
追加で合格となったメンバーが、ツウィとモモです。
ツウィは観客や視聴者からの人気が高かったことから、グループに必要なメンバーとして認められました。
一方モモは、途中で脱落したメンバーです。
しかし、スタッフ陣がモモの誠実さを評価し、見事合格となりました!
2名の追加合格からは、このオーディションが
- 「ファンから愛されること」
- 「人間性」
この2つを重視していたことがよくわかります。
「SIXTEEN」の審査で重視されたポイント
パク・ジニョンの想い
SIXTEENを通じたオーディションの審査において、重視されたポイントは何だったのでしょうか?
それには、JYPが大事にしている価値観が含まれています。
総合プロデューサーのパク・ジニョンの想いなどから、分析してみましょう。
パク・ジニョンは、SIXTEENの中で「アーティストとして大切なことは、真実・謙遜・誠実の3つ」だと話しています。
具体的には、
- 真実…ウソをつかないということ
- 謙遜…まわりの全ての人に感謝の気持ちを持つこと
- ・誠実…アーティストとして努力を怠らないこと
もちろん、これらを完璧に備えている人はいません。
ですが、少しでも完璧に近づけようと、努力することが大事ということです。
才能があっても人柄に問題がある場合は採用しない、というのがJYPの考え方です。
また、パク・ジニョンは「スターとは何か?」という問いに対して、「自分の姿や魅力を自然に表現できる人のこと」と答えています。
自分の個性を自覚して、それを表現するのが大事ということですね。
このように、JYPのオーディションでは人間性が最も重視されていることを、心に留めておきましょう。
歌・ダンス
アイドルのオーディションなので、もちろん歌やダンスの審査もあります。
ですがSIXTEENでは人間性が重視されており、スキルがすべてではありません。
参加者が練習生のみであったことから、普段から歌やダンスの実力を把握していたことも考えられます。
そのため、歌やダンスを通して「審査員から指摘されたことを改善できる人間か」が見られていた可能性は大いにあります。
欠点を克服するための努力
誰しも必ず欠点があります。
より素晴らしいパフォーマンスになるよう、参加者は審査員やトレーナーからさまざまな指摘を受けます。
その都度、自分を見つめ直して欠点を克服し、パワーアップした姿を見せられるかがポイントです。
欠点を克服するための努力は、デビューした後にも必要なことです。
プレッシャーに打ち勝つ力
審査員は、プロデューサーの「パク・ジニョン」や、Vマガジン編集長の「リュ・ミヨン」などが務めました。
権威ある人を前にすると、誰だって緊張してしまいますよね。
そのようにプレッシャーがかかる中でも萎縮せず、堂々としたパフォーマンスができるかもポイントです。
もう一度「SIXTEEN」を見るには?
DVDを購入する
TWICEやSIXTEENについて知れば知るほど、実際に番組を見たくなりますよね!
今でもSIXTEENを見る方法はあるのでしょうか?
一つ目の方法は、DVDを購入することです。
日本語字幕付きのものが、楽天市場やヤフーショッピングに出品されています。
価格は販売元によって異なりますが、1000円前後で購入できるものが多いです。
ネット上でも動画を見れるけど…
二つ目の方法は、ネット上で検索しヒットした動画を見ることです。
【SIXTEEN 動画】と検索すれば、無料で見れる動画もあります。
ですが、残念ながら公式なものではありません・・・。
もう一度SIXTEENを見る方法としては、DVDの購入をおすすめします。
過去のオーディションからヒントを得よう!
TWICEを生んだオーディション番組「SIXTEEN」について紹介しながら、オーディションの審査で重視されるポイントを解説してきました。
過去に開催されたオーディションには、これから韓国アイドルを目指す方にとって、合格に近づくためのヒントが散りばめられています。
今回の記事を参考に、オーディションの分析を重ね、夢に向かって進んでいきましょう!