一般公募オーディションから映画キャストを目指す
俳優・女優を目指している方にとって、一般公募のオーディションは、未経験でも挑戦できる大きなチャンスです。
せっかくなら、自分の実力を試す意味でも、チャレンジしてみたいですよね。
今回は、一般公募のオーディションを受けるメリットや注意点を解説します。
実際にオーディションを受けるときに役立つ、審査のポインもご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
[outline]映画オーディションの3つの受け方
一般公募のオーディションを受ける
まずは、映画キャストを目指すにあたり、主なオーディションの種類ついて知っておきましょう。
一つ目は、一般公募のオーディションです。
一般公募とは、プロ・アマ問わず、誰でも応募できるオーディションのことです。
オーディションによっては年齢制限などがありますが、クリアしていれば基本的には参加できます。
なので、映画出演が未経験でも挑戦しやすいオーディションなのです。
たとえば、一般公募で主役の座を掴んだ人といえば、大原櫻子さんです。
彼女は、映画「カノジョは嘘を愛しすぎている」にて、一般公募のオーディションで約5000名の中から選ばれました。
芸能事務所が紹介するオーディションを受ける
二つ目は、芸能事務所が紹介するオーディションを受ける方法です。
映画の主役を決めるオーディションは、芸能事務所にのみ詳しい情報が明かされることもあります。
そのため、事務所に所属しているからこそ応募できるオーディションに参加できます。
事務所のサポートを受けながらキャリアを積みたい方は、まずは芸能事務所への所属をおすすめします。
こちらの女優・俳優のオーディション情報ページで事務所別での開催情報もまとめているのでぜひチェックしてみてください!
俳優・女優養成所が紹介するオーディションを受ける
三つ目は、俳優・女優養成所が紹介するオーディションを受ける方法です。
養成所は、映画の制作会社と協力体制を築いていることが多いです。
そのため、エキストラとして養成所のメンバーが派遣される機会が多くあります。
エキストラとして場数を踏み、主役級のオーディションに向けて、経験を積んでおくのもよいでしょう。
信用のできるおすすめの養成所はこちらでご紹介しています!
一般公募のオーディションに関するQ&A
一般公募に挑戦するメリットは?
映画出演が未経験の方でも一般公募のオーディションに挑戦するメリットは二つあります。
一つ目は、「芸能事務所からスカウトされるチャンスがある」ということです。
一般公募であったとしても、映画のオーディションにはさまざまな業界関係者がやってきます。
そこでのアピール次第で、芸能事務所から声がかかるかもしれません!
もし、映画キャストには選ばれなかったとしても、芸能事務所に所属することになれば、挑戦した甲斐があったと思えるはずです。
二つ目は、業界内での人脈作りができるということです。
さまざまな作品に参加することで、監督やスタッフ、他の応募者など業界内での人脈ができていくでしょう。
俳優・女優を目指すにあたっても、実際に映画に出演できるようになっても、人脈は非常に大切です。
応募の際に確認しておくことは?
一般公募のオーディションに応募する際には、どのようなことを確認しておけばよいのでしょうか。
つい見落としてしまいそうなこともあるので、しっかり確認しておきましょう。
- 作品の監督
- 撮影にかかる期間
- 具体的なロケ場所
- 報酬
撮影期間やロケ場所は、とても重要な観点です。
撮影にかかる高速時間が長い場合は、学業や仕事と両立する場合、可能かどうか事前に確認しておきましょう。
報酬についても、撮影期間中の食事代や宿泊代、ロケ場所までの交通費が含まれるかなど、詳細が確認できると安心ですね。
一般公募を利用した怪しいスカウトって?
俳優・女優を目指す人の熱い気持ちを利用した、怪しいスカウトがあります。
残念ながら、一般公募のオーディションも例外ではありません。
たとえば、実際にはオーディションではなく、有料イベントへの参加を勧められたというケースもあります。
晴れてオーディションに合格した後も、契約内容の説明をしっかりと聞き、信頼できるか見極めることが大事です。
少しでも怪しいなと感じたり、判断に迷ったりした場合は、1人で抱え込まずに周りの人に相談しましょう。
映画オーディションの審査ポイント
作品のイメージに合うキャラクターかどうか
映画のオーディションで、審査のポイントとなるのはどこなのでしょうか。
一つ目は、応募者が作品のイメージに合うキャラクターかどうかです。
たとえば「金融機関のサラリーマン」という役のオーディションがあるとします。
多くの方は「スーツを着こなしており、清潔感のある人」というイメージを浮かべるでしょう。
しかし、この役に応募してきた人物が、ボサボサの髪の毛、シワだらけの洋服だったらどうでしょうか。
おそらく「役のイメージとは合わない」と、落とされてしまう可能性が高いでしょう。
受けたい役が決まっていれば、その役のイメージに見合った見た目で参加するとよいですね。
審査員の指示を理解し対応できるか
映画の撮影現場では、決まったスケジュールの中で撮影を終えなければいけない、という制約があります。
そのため、俳優・女優には監督の指示を理解し、適切に対応する力が求められます。
監督がそれぞれの場面で、役者に何を求めているのか、察知する能力が大切ということです。
自分のしたい演技をしているだけでは、監督のOKは出ないでしょう。
オーディションの場でも同様に、審査員が求めていることを察知し、指示があれば素直に対応していきましょう。
仕事をする上での礼儀やマナー
映画の撮影には、多くの人が関わっています。
ロケ期間が長期に渡ることも多いですし、お互いに気持ちよく仕事ができるかどうかはしっかりチェックされています。
元気な挨拶、正しい言葉遣い、時間厳守など、基本的なことができれば問題ありません。
「自分のマナーは大丈夫かな」と心配な方は、ビジネスマナーの本などを読んで、不安を解消して臨みましょう。
役を勝ち取りたいという熱意
映画キャストのオーディションに限らず、審査員はあなたの「熱意」を見ています。
演技に全力を尽くすことはもちろん、自己PRのチャンスに向けても準備しておきましょう。
配役への応募理由や、俳優・女優としての目標などは、自分の言葉で話せるようにしておきたいですね。
一般公募のオーディションを探せるサイト
Audition & Debut(オーディションデビュー)
一般公募のオーディション情報は、どこから見つけられるのでしょうか?
ここでは、3つの情報サイトをご紹介します。
一つ目が「Audition & Debut(オーディションデビュー)」です。
2018年5月まで発売されていた月刊誌「Audition」から独立した情報サイトです。
豊富なオーディション情報に加えて、注目の新人インタビューなどの特集も組まれています。
オーディションへのモチベーションがアップするような内容が盛りだくさんです!
参考情報
Audition & Debut(オーディションデビュー)
CINEMA PLANNERS シネマプランナーズ
映画の制作にあたって「出演者募集ならここ!」というほど、さまざまな案件を探せるサイトです。
実際に募集要項を見てみると、作品や役柄について詳しく書かれているものが目立ちます。
募集要項を見て「この役ならやってみたい!」と思ったものには、積極的にチャレンジしてみましょう。
参考情報
CINEMA PLANNERS シネマプランナーズ
オーディションプラス
オーディション総合サイトとして2012年から運営されている、業界内では古参のサイトです。
募集要項には、オーディションの流れや合格後の流れも記載されていることが多いです。
また、募集担当者の連絡先もわかりやすく掲載されています。
応募前に聞きたいことがあれば、気軽に連絡してみましょう。
参考情報
オーディションプラス
熱い思いで配役を勝ち取ろう!
今回は、一般公募のオーディションを受けるメリットや注意点、審査のポイントを解説しました。
一般公募では、すでに役者経験のある、実力者も参加してきます。
ですが「素人の自分には無理」と、諦めるのはもったいないことです。
キャストになりたい気持ちを全力でぶつけて、自分の演技力がどれほど通用するか、チャレンジしてみましょう!