朝ドラといえば
NHKが放送する有名ドラマシリーズである「連続テレビ小説」
通称”朝ドラ”
朝の顔ともいえる朝ドラで印象的なのは、なんといってもヒロイン役の女優さんですよね。
朝ドラ出演をきっかけに、人気に火が付き、現在も活躍している方はたくさんいます。
ここでは、そんな朝ドラヒロインを目指している人に向けて、朝ドラオーディションの特徴や最新情報をご紹介していきます。
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朝ドラオーディションの応募方法や開催時期って?
応募の資格や方法
応募資格
求められる主な資格は次のとおりです。
- 黒髪
- 年齢(18歳~30歳)
- NHKで登録されている劇団や事務所に所属している
年齢は募集されている役により上下する可能性があるので、あくまで参考程度と思ってください。
応募方法
そもそも、募集の案内はNHKで登録されている劇団や事務所に届きます。
そのため、必要書類等を用意し、所属の劇団や事務所を通じて応募します。
書類作成や写真などを、個人で1から用意するわけではありませんので、その点は楽だといえますね。
ただし、オーディションの内容や応募方法はホームページなどに公開されません。
現時点でどこにも所属していない人にとっては、募集の情報すら得ることができないのが現状なのです。
オーディションの開催時期
オーディションの開催時期は大きく分けて2つです。
- 前期(4月~9月)放送分 前年の3月頃までにオーディション
- 後期(10月~3月)放送分 前年の9月頃までにオーディション
放送開始月の1年前くらい前までにオーディションが行われるのが今までの傾向です。
ただし、最近はクランクイン時期などの調整により、徐々に時期が変わりつつあります。
前倒しになっている場合もありますので、注意しましょう。
主な選考方法
オーディションの主な選考方法や流れは次のようなパターンが多いです。
- 書類選考
- 1次審査 (5人1組で面接)
- 2次審査 (個人または少人数グループで面接)
- カメラテスト (セットの前でセリフありのカメラ撮影審査)
- 合格発表
※カメラテストの時点で10人くらいまで絞られています。
合格発表合格発表までの期間は、大体1か月程度です。
審査の内容はについては、作品によってで変わる場合もあります。
心がけた方がいいポイント
朝ドラのオーディションは非常に倍率が高いです。
1回のオーディション参加者は2000人を超えるものがほとんどで、3000人近い人数になることもあります。
また、参加者の中には、現役の女優さんがいることも珍しくありません。
そんな激しい戦いの中で、大事なポイントとなるのは情報収集です。
- 今回の朝ドラはどんな内容なのか
- ヒロインのイメージはどんな感じなのか
- なぜオーディション形式でヒロインを決めることになったのか
など こういった情報を集めることができれば、審査員の求める人物像が分かり有利になります。
さらに、募集している作品に原作や参考となったような小説がある場合は、オーディション前に必ず読みましょう。
求められている人物像がよりイメージしやすくなり、合格が近づくはずです。
最新のオーディション情報を紹介
2022年度前期 連続テレビ小説 ちむどんどん
こちらのヒロインにはかねてから噂されていた、黒島結菜さんが選ばれました。
2022年が沖縄本土復帰50年ということで、沖縄返還がテーマとして描かれるストーリーとなっています。
タイトルのちむどんどんとは、沖縄の若者言葉で「ワクワク感」と行った意味合いの言葉です。
沖縄返還という時代の転換期をヒロインがどのように成長していくのか、またそれを黒島結菜さんがどう演じるのかが楽しみなドラマですね。
2021年度後期 連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ
一番最近のオーディションというと、来春クランクイン予定の「カムカムエヴリバディ」です。
この作品は、朝ドラ史上初となるヒロインが3人(親子三世代)の作品なのです。
脚本は、2007年度の連続テレビ小説「ちりとてちん」を手がけた、藤本有紀さんが担当されます。
藤本さんのオリジナルであることや、ヒロイン3人のうち1人はオーディションで選ばれる予定など注目を集めている作品です。
ただ、制作発表のあった7月28日時点で、オーディションは翌月(8月)開催となっていました。
新型コロナウイルスの影響で延期も検討されたようですが、延期の公式発表はありません。
そのため、残念ながら、このオーディションはすでに終わってしまっていると考えるべきでしょう。
追記
応募総数3061人の中から上白石萌音さんが選ばれました!
最近のドラマでの活躍(あまりに高い演技力から本当に嫌いになってしまう人が多数いたとか)や、本来彼女が持っている清潔感のある好感度高い印象を踏まえても納得の配役ではないでしょうか?
彼女自身も連続テレビ小説へのオーディションは大きな目標としていたようです。
どういった演技をみせてくれるのか楽しみにしていましょう。
今後の予定
現在2022年後期、連続テレビ小説の情報は開示されていません。
前期のようにオーディションを行うことなく、出演者が決まりました。
今後もオーディションを行うかどうかはわかりませんが、2021年度後期の脚本を担当された藤本有紀さんも次のように話しています。
「(オーディションの開催を)あきらめていた時期があります。しかし途中で、今こそやるべきなのではないか、と考えを改めました。活躍の機会が失われ、多くの若者の未来が閉ざされてしまっている状況のなか、夢をみること、そしてチャレンジすることをあきらめないでほしい。」
脚本担当 藤本有紀
この考え方がNHK全体的にも支持されたから今回のオーディションは開催されたのだと思います。
このことから、今後開催される可能性はまだあるのでないでしょうか?
今までの朝ドラヒロインたち
キャスティング枠
キャスティング枠は制作サイドからの個別のオファーで出演します。
そのため、有名女優さんが起用されているのが特徴的ですね。
2011年前期 「おひさま」 井上真央(神奈川県出身)
2012年前期 「梅ちゃん先生」堀北真希(東京都出身出身)
2013年後期 「ごちそうさん」 杏(東京都出身)
2014年前期 「花子とアン」 吉高由里子(東京都出身)
2017年前期 「ひよっこ」 有村架純(兵庫県出身)
2018年後期 「まんぷく』 安藤サクラ(東京都出身)
2019年前期 「なつぞら」 広瀬すず(静岡県出身)
2019年後期 「スカーレット」 戸田恵梨香(兵庫県出身)
2020年後期 「おちょやん」 杉咲花(東京都出身)
オーディション枠
気になるオーディションを勝ち抜いた方々はこちらです。
2011年後期 「カーネーション」 尾野真千子(奈良県出身)
2012年後期 「純と愛」 夏菜(埼玉県出身)
2013年前期 「あまちゃん」 能年玲奈(兵庫県出身)
2014年後期 「マッサン」 シャーロット・ケイト・フォックス(アメリカ出身)
2015年前期 「まれ」 土屋太鳳(東京都出身)
2015年後期 「あさが来た」 波瑠(東京都出身)
2016年前期 「とと姉ちゃん」 高畑充希(大阪府出身)
2016年後期 「べっぴんさん」 芳根京子(東京都出身)
2017年後期 「わろてんか」 葵わかな(神奈川県出身)
2018年前期 「半分、青い。」 永野芽郁(東京都出身)
2020年前期 「エール」 二階堂ふみ(沖縄県出身)
活躍できる存在へ
朝ドラのオーディションは、劇団や事務所に所属していないと実質応募できないなどの制約はあります。
しかし、過去の作品に出演された方々を見てください。
出演後の人気や知名度が非常に高く、有名になっている方ばかりですよね。
朝ドラへの出演は、その後を左右するものといっても過言ではないでしょう。
正直、合格までにはいろいろな壁にぶつかることもあると思います。
しかし、ぜひあきらめずに挑戦してみてください!
きっとチャンスは巡ってくるはずです!
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