飾らない雰囲気を持つ演技派女優、吉高由里子さんの魅力とは?
- 吉高由里子さんのデビューのきっかけは?
- 吉高由里子さんがブレイクした作品は?
- 吉高由里子さんの事務所やSNS戦略はどうしてるの?
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では吉高由里子さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
この記事を参考にして行動することで、あなたも自分自身の目標やキャリアに役立てることができるでしょう。
読み終わった後で、次に何をすればよいか明確に見えてくるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
吉高由里子さんのプロフィール
演技派女優として活躍
- 名前:吉高由里子
- 出身地:東京都
- 生年月日:1988年7月22日
- 職業:女優
- 事務所:アミューズ
- 趣味・特技:ゴルフ、
- 主な出演作:連続ドラマ小説「花子とアン」、ドラマ「美丘-君がいた日々-」「東京タラレバ娘」「わたし、定時で帰ります。」「最愛」「星降る夜に」、NHK「光る君へ」(2024年),
映画「紀子の食卓」「蛇にピアス」「ユリゴコロ」「きみの瞳が問いかけている」、舞台「クランク・イン」
1人遊びが好きだった少女時代
以前にバラエティ番組で、子ども時代は友達がいなかったため、よく“1人遊び”をしていたと明かしています。
実家がお店を営んでいて、大人の裏の顔を見て人間不信になってしまったとのこと。
感受性が豊かだったからこそ、大人の言動に何か感じるものがあったのかもしれません。
また模様が好きだったそうで、部屋の天井をじっと見ていると動き出すように見えて楽しかったようです。
他にもプールの先生の足の指の毛を抜いて楽しんでいたなど、まわりから見ると不思議な子に見えた子ども時代だったようです。
銀色夏生さんの詩集に掲載
詩人の銀色夏生さんが娘の小学校に行った際に、デビュー前の小学6年生の吉高由里子さんに会い、見とれてしまうほどの可愛らしい子だと思ったそうです。
後日、連絡をとって写真を撮らせてもらい、詩集「バイバイまたね」に掲載されました。
小学生のときからキラリと光るものがあったのでしょう。
銀色夏生さんはその時の少女が吉高由里子さんだとは知人から聞くまでわからなかったそうです。
吉高由里子さんのデビューまでのステップ
デビュー後すぐにCMデビュー
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:スカウト
- 最初のオーディションまたはスカウト:高校1年生のときに原宿でスカウト
- 練習生または養成所の期間:非公開
- 初の仕事(CM, ドラマ, 映画など):ナムコ・ゼノサーガII (CM)
- デビュー作(シングル, アルバム, 映画など):映画「紀子の食卓」
きっかけはスカウト
芸能界へのきっかけは、高校1年生のときの原宿でのスカウト。
それまで女優という仕事に憧れはなかったようですが、声を掛けてきたのが女性ということもあり電話番号を教えたところ、猛アピールされてどんどん話が進んでいったとのことです。
スカウトされたのと同じ2004年に初の仕事としてCMに出演していますので、すぐに仕事が決まったのだと思われます。
CMでは顔もしっかりと出てセリフもある役をもらっていますので、スカウト後すぐにデビューできるくらい、吉高由里子さんによほど光るモノがあったのでしょう。
初出演映画「紀子の食卓」
初めての大きな役は映画「紀子の食卓」で、主演の吹石一恵さんの妹役。
まだ知名度が低かった吉高由里子さんでしたが、新人らしからぬ演技で存在感を示し、同年に第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。
視聴者だけでなく業界内でも注目されるようになりました。
吉高由里子さんが注目を集めたきっかけは?
映画「蛇にピアス」で主演
映画「蛇にピアス」は、金原ひとみさんが芥川賞を受賞した同名小説を、舞台演出家の蜷川幸雄さんが映画化した作品です。
ヌードを条件に行われたオーディションで、吉高由里子さんは実際に蜷川監督に胸を見てもらったという話をしています。
役どころは舌にピアス、背中に刺青で身体改造にハマっていくなかで激しい愛におぼれていく主人公。
女優としての経験がまだ浅い、当時19歳の吉高由里子さんの抜擢は世間でも注目されていました。
しかし初主演が決まりこれから撮影というときに、交通事故にあってしまいます。
ICUに入るほどの重傷で全治6ヶ月と診断。生死をさまよったほどと言われていましたが、若かったことと、早く現場に復帰したいという思いから1ヶ月半で治ったそうです。
このときに自分のために頭を下げている人がいるのを見て、今までアルバイト感覚で仕事をしていた気持ちを改めたとのこと。
また明日は何が起こるかわからないので、後悔しないような生き方をしたいと考えたそうです。
それからはまわりの人への接し方も変わっていったと話しています。
復帰後の撮影は順調に進み、濡れ場や激しいシーンもある難しい役を体当たりで演じたことで一躍有名に。
演技の評価も高く、日本アカデミー賞 新人俳優賞やブルーリボン賞 新人賞を受賞し、その後も多くの映画やドラマに出演するきっかけになりました。
朝の顔のヒロインに
2014年には“朝の顔”とも言われるNHK連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインに抜擢されました。
オーディションではなく、直接オファー。
映画「横道世之介」でお嬢様役として学生時代と30代を見事に演じ分けた吉高由里子さんを見たチーフプロデューサーがオファーしたと言われています。
朝ドラのヒロインは世間的にも注目されるので知名度もさらに上昇。
それまで激しい役から清楚な役までさまざまな役を演じ、高い評価を得てきた吉高由里子さんだからこそ、「花子とアン」で“演技派女優”として認められたのではないでしょうか。
現在の所属事務所を解説
有名アーティストが多数所属する事務所
- 事務所名:アミューズ
- 設立年:1978年10月16日
- 代表者:代表取締役会長 大里洋吉
- 主な所属タレント:吉沢亮、賀来賢人、ディーン・フジオカ、星野源、野村周平、福山雅治、サザンオールスターズ、Perfume、深津絵里など
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幅広いジャンルのアーティストが所属
吉高由里子さんが所属するアミューズは、1978年に設立した歴史ある芸能プロダクションです。渡辺プロダクションから独立した大里洋吉氏が立ち上げました。
俳優、女優だけでなく、ミュージシャン、アイドル、声優、スポーツ選手など幅広いジャンルのアーティストが所属。
吉高由里子さんは女優として第一線で活躍しています。
事業内容もアーティストのマネジメントにとどまらず、映像・番組・イベントや舞台制作、グッズ製作やCM、企業とのタイアップなど幅広く手掛けています。
大規模オーディションを開催
吉高由里子さんはスカウトでしたが、オーディションで合格して所属に至るアーティストも多くいます。
福山雅治さん、野村修平さん、吉沢亮さん、清原果耶さんなどもアミューズのオーディションに合格し、その後デビューしています。
2023年は6年ぶりに大規模オーディションを開催するとのこと。
“アミューズボーイズオーディション「NO MORE FILTER”は、初のボーイズに特化したオーディションです。
さまざまなジャンルのアーティストが所属しているアミューズらしく、フィルターをかけずに才能を発掘したいとの想いがあるようです。
容姿だけでなく、身体能力や歌唱力などの才能に加え、俳優、モデル、ミュージシャンなどのジャンルも区分せずに審査をします。
もしかしたら自分でも気づかない才能に出会えるかもしれませんね。
またアミューズでは大規模オーディション以外にも、随時アーティスト募集をしています。
歌手、俳優、タレント、声優、ソングライターなど幅広く募集。
狭き門ではありますが、芸能人を目指す人はぜひチャレンジしてみてください。
過去の事務所と移籍のポイント
デビュー時は別の事務所に所属
吉高由里子さんは当初「ウィルコーポレーション」というモデル系の事務所の方にスカウトされてデビューしましたが、すぐに事務所がアミューズに吸収合併され、アミューズ所属になりました。
当時ウィルコーポレーションに所属していた上野樹里さんを引き抜くために事務所をまるごと吸収合併したと報道されていますが、現在では吉高由里子さんはアミューズの看板女優として活躍していますので、アミューズとしても大成功の事業となったのではないでしょうか。
吉高由里子さんの芸能活動を分析!
やほやほ日曜日☺️
今日は
福井にお邪魔しております!!
みて!!
ラッピングの電車🚃
やっと肉眼でみれたよ🥺🥰🥺🥰
こんなこと人生で2度とないし
1度でもあると思ってもなかったので
感動しました😭感謝感謝感謝👏さてさて
光る君へ 24話【忘れえぬ人】本日も
あなたの1時間私にください❤︎ pic.twitter.com/DVYzba0dGi— 吉高由里子 (@ystk_yrk) June 16, 2024
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:X(旧 Twitter)
- フォロワー数:350万人
- 頻度:週に1度程度
Xはランキング上位
吉高由里子さんのSNS戦略としてはX(旧 Twitter)での発信が主な活動です。
独特の文章と親近感のあるつぶやきが人気で、フォロワー数350万人、国内ランキング13位。(2023年12月現在)
裏表のない飾らないつぶやきは、吉高由里子さんの日常を垣間見ることができるので、もともとファンでなくても思わずフォローしたくなるほど。
クスっと笑いたくなるような内容や、共感できる内容など、友達に話しかけているような文章には親しみを感じます。
内容もドラマや映画でのオフショットや、プライベートでの出来事など、ファンには嬉しい内容ばかり。
バラエティ番組などでは飾らない雰囲気の吉高由里子さんですので、SNSでも素を見せているのでしょう。
演技中のONモードと自由奔放なOFFモードとのギャップや、媚びない内容が、フォロワー数が多い理由ではないでしょうか。
ファンクラブは無し
吉高由里子さん個人のファンクラブやオフィシャルサイトは運営していないようです。
アミューズの「Amuse+」会員になれば過去のレポートなど詳しい情報を見ることができますが、残念ながらあまり更新されていません。
ファンに対する活動は、Xをメインにしているようです。
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:ドラマ、映画、CM
- ポジショニング:女優として高く評価され、多くの賞を受賞。プライベートでは独特の距離感が親しみやすい雰囲気を作っている。
吉高由里子さんは多くのドラマや映画、CMで活躍しています。
デビュー当時は過激な役が多かったのですが、歳を重ねてからは特に人間ドラマに多く出演し、その演技力で高い評価を得ています。
今や多くの話題作で主役を務めるほどの実力派女優。
またCMや舞台、ファッション誌にも登場し、多方面で活躍しています。
CMにはほぼ毎年出演。
ポジショニングとしては知名度の高い一流の女優と言えるでしょう。
一方プライベートでは、媚びることのない自由な雰囲気が魅力です。
Xでの話しかけるようなつぶやきや、バラエティ番組や情報番組に出演した際の吉高由里子さんらしい振る舞いが人との距離感を縮めています。
バラエティ番組やプライベートでの様子では自由奔放なイメージですが、いざ芝居となると「吉高由里子」を感じさせない、「役」の感情をリアルに表現できる演技は共演者も驚くほど。
作品に合わせた演技ができる、数少ない女優と言えるでしょう。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:ゴルフ、ゲーム
- リフレッシュ方法:自分の稼いだお金で好きなものを食べる、ゴルフ
休日はゴルフでリフレッシュ
以前の休日はお家タイムが多かったという吉高由里子さんですが、最近はゴルフに行っているそうです。
早起きして緑豊かなゴルフ場へ行くとリフレッシュできるとのこと。
さらに遊びのためなら早起きができるものだと、自分でも感心しているそうです。
また大人になってから上達する喜びを得ることは少なくなってきますが、吉高由里子さんも久しぶりのその感覚が面白いとのことです。
スコアはまだまだ伸びしろがあるので頑張りがいがあると話しています。
ワクワクがリフレッシュに
楽しみなことをワクワクしながら待つこともストレス発散になりリフレッシュできるとのことです。
また一日中寝ているのも好きなので、予定があってもなくても休日を楽しみに過ごすことがリフレッシュになるそう。
若い頃に交通事故に遭いICUにまで入った吉高由里子さんですので、人生を楽しんで後悔のないように過ごしたいという思いなのでしょう。
せっかく生きているのだから心も体も目いっぱい使いたいとも話しています。
楽しみながら待つこともリフレッシュになるなんて、考え方ひとつで楽しみに変わるものですね。
次なる展望は?
- 目標:違和感を大切にしたい
自分の軸を大切に
吉高由里子さんはこれからは自分の軸をしっかりと持ち、違和感を大切にしたいと語っています。
「自分が考えていること」と、「周りから見た、自分が考えていること」の差が違和感で、歳を重ねてからは他人が思っている自分を客観的に見られるようになってきたそう。
人の数だけ吉高由里子像があるわけで、そのイメージに流されずに自分の軸を大切にしていきたいと話しています。
自分が心地よく仕事をしていくために、良いことも悪いことも目の前に見えることをそのまま受け入れずに、無理なものは無理と、自分の中で完璧を追い求めないようにしているそうです。
これからも活躍が期待できる女優さんですので、無理せずにどこかで余裕を持って、長く仕事をしていってほしいと願います。
参考にしたい!成功レシピと具体的なステップ
飾らない雰囲気が成功の秘訣
- 身につけるべきスキル:まわりの人への好奇心
- 重要な人脈の作り方:感謝の気持ちを表す
- メディア戦略:飾らないつぶやき
- プライベートと仕事のバランスの取り方:プライベートタイムを楽しみに仕事を頑張る
愛のあるつっこみが場を和ませる
男女問わず好感度の高い吉高由里子さんは、人に対しての好奇心が強く、見ているとついついつっこみたくなってしまうそうです。
テレビでその様子を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
人をよく観察しているからこその「愛」のあるつっこみは、周りの人たちを笑顔にさせます。そこには気遣いも感じられ、空気を和ませるチカラもあると共演者やスタッフが明かしています。
人を観察する中で人との違いに興味を持ち、その人の表だけでなく裏側も見てみたい。“人間っぽい”ところを見てみたい気持ちが強いと話しています。
それは現実の人だけでなく、役の人でも同じだそう。
今演じているこの役の人は、こういうときどうするだろうなどと考えることもあるようです。
吉高由里子さんが感情をリアルに演技するのが上手いと言われる理由は、人の心の中まで知りたいという気持ちがあるからではないでしょうか。
人とのかかわりに感謝
交通事故に遭ったときに自分の仕事には多くの人がかかわり、自分のために頭を下げてくれる人がいることを知りました。
これだけの人が動いてくれているのだから、もっと自覚を持たなくてはいけないことに気付いたと語っています。
また「花子とアン」の出演後が終わった後しばらく休業しましたが、そのときにもドラマや映画はたくさんの人がかかわっていることに気付き、自分のために仕事をしてきたことを反省したそうです。
新しい仕事が決まる度に緊張するし逃げ出したくなることもあるけれど、「一緒にやろう」と言ってくれる人がいて、一人ではないと思わせてくれることに感謝している気持ちがあると話しています。
人とのかかわりに感謝の気持ちを持つことで、今では現場の空気を作り引っ張っていくほどに。
仲間や協力してくれる人が多数いるのは、その気遣いのおかげでしょう。
さまざまなことを経験してきた吉高由里子だからこそできる気遣いなのだと思います。
飾らない雰囲気を持ちながら、気遣いもできる人は、そうそういないのではないでしょうか。
だからこそ、吉高由里子さんは皆に愛されているのだと感じます。
何事も楽しく!
吉高由里子さんのX(旧 Twitter)を見ていると、どんなことも楽しく表現しているように感じられます。
例えば本番前の緊張した時間や、料理を作り過ぎたときなど、最後は楽しんでいる様子なので、見ている方も思わず笑顔になります。
飾らず自由な内容には共感できることも多く、親近感を持つことができます。
さらに楽しみ事を待つこともリフレッシュのひとつとのことですので、どんなことでも楽しむ姿勢が伺えます。
中には仕事はストイックにこなして休日を楽しむという人もいますが、吉高由里子さんはモチベーションをあげるためにも楽しいことを考えながら仕事に取り組みたいタイプとのこと。
まわりに流されず自分にとって心地よい方法で楽しみながら仕事をする。
その姿勢がまわりを元気にさせているのでしょう。