どんな役もこなすニュートラルな実力派俳優、田中圭の魅力とは?
- 田中圭さんのデビューのきっかけは?
- 田中圭さんはどのようなキャリアを積んできたの?
- 田中圭さんの私生活は?
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では田中圭さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
この情報をもとに行動することで、あなたも自分自身の目標やキャリアに役立てることができるでしょう。
読み終わった後で、次のステップが明確に見えてくるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。
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田中圭さんのプロフィール
文武両道の小学校時代
- 名前:田中 圭
- 出身地:東京都
- 生年月日:1984.07.10
- 職業:俳優
- 事務所:トライストーン・エンタテイメント
- 趣味・特技:バスケットボール、乗馬、スキューバダイビング
- 主な出演作:映画「自殺サークル」「スマホを落としただけなのに」、ドラマ「ウォーターボーイズ」「世界の中心で、愛をさけぶ」「タイヨウのうた」「ホームレス中学生2」「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」「びったれ!!!」「おっさんずラブ」、NHK連続テレビ小説「おひさま」
バスケに打ち込んだ小学校時代
母親がバスケを好きだったこともあり、小学校1年生からバスケを習い始めた田中圭さん。
強豪チームに所属し、6年生がスタメンのチームのなかで、田中圭さんは4年生で唯一スタメンで出るほどの腕前だったとのことです。
バスケに打ち込むために中高一貫校に通っていましたが、ケガの影響で高校1年生までしかできなかったそう。
芸能界に入ってからはバスケから遠ざかっていたときもありましたが、20代後半には社会人チームの練習にも参加するなど、バスケ愛は続いていると語っています。
またNBAも好きとのことで、小学生のときに母親が見ていたドリームチームの試合を一緒に見てから好きになったそうです。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の日テレ系メインキャスターを務めるなど、バスケ好きが高じて仕事につながったこともあります。
中学・高校は日本屈指の進学校
小学生のときに“高校バスケ”をやりたいと思っていたそう。
一番伸びる中学生でしっかりとバスケに打ち込みたかったとのことで、高校受験をしなくてもいいように中学受験をしたそうです。
中学受験のための勉強は相当頑張ったそうで、1日8時間くらい勉強したこともあったとか。
受験をして合格した学校は日本屈指の進学校である渋谷教育学園幕張中学校。
明確な目標に向かって切磋琢磨する環境だったそうで、皆が頑張っているから自分も頑張ろうと思えたと明かしてます。
田中圭さんのデビューまでのステップ
母がきかっけで芸能界へ
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:母がオーディションに応募
- 最初のオーディションまたはスカウト:映画のヒロインの相手役オーディション
- 練習生または養成所の期間:不明
- 初の仕事(CM, ドラマ, 映画など):CM撮影
- デビュー作(シングル, アルバム, 映画など):映画「自殺サークル」
母親がオーディションに応募
中高一貫校に通いバスケに打ち込んでいた田中圭さんですが、高校1年生のときにケガをしてバスケを続けられなくなってしまいます。
中学受験のために猛勉強をして進学校に合格しましたが、合格後は目標がなくなってしまい入学後は成績がふるわなかったそう。
さらに真剣に取り組んでいたバスケもできなくなり、持て余していたとのこと。
そんな田中圭さんを見た母親がオーディションに応募したそうです。
田中圭さんが15歳のときで、そのときは芸能界に興味はなかったと明かしています。
映画のヒロインの相手役を決めるオーディションで、主催は今の事務所とは違う事務所だったそう。
合格は逃したものの最終審査まで残り、縁あってトライストーン・エンタテイメントに所属することになったそうです。
お芝居の恩師に出会う
トライストーン・エンタテイメントに所属後、16歳のときに事務所が紹介してくれた先生の演技レッスンに通うようになりますが、その先生に演技の難しさや楽しさを教わったそうです。
先生のレッスンがあったからこそ、俳優の道を目指せたと明かしています。
人が大好きだという田中圭さんですが、そんな田中さんがますます人を好きになったのはその先生のおかげなのだそう。
人柄が大好きだったとのことで、「役も出会い」ということを教えてくれたと語っています。
先生の教えもあり、実際に現場で出ると徐々にお芝居が楽しくなっていったという田中圭さん。
現場が楽しくて、主役をはれるようになって現場に長くいたいと思うようになったと明かしています。
田中圭さんが注目を集めたきっかけは?
ドラマ「WATER BOYS」で注目されるように
16歳でデビューしてからCMやドラマなど少しずつ露出が増えていきましたが、最初の転機は19歳で出演したドラマ「WATER BOYS」でしょう。
田中圭さんは、山田孝之さん演じる主人公の親友役でシンクロ部の最後のメンバーとして出演。
脇役ながらも世間の注目を集めました。
もともと泳げなかったと語る田中圭さん。
撮影の1ヶ月くらい前から練習が始まったのですが、嫌々参加していたそうです。
少しでもプールに入る時間を少なくしようと、共演していた星野源さんと一緒に、一番最後にプールに入っていたというエピソードも。
俳優としての面白さを最初に感じた作品だと明かしています。
ドラマ「おっさんずラブ」が話題に
ドラマ「WATER BOYS」で注目されてから、テレビドラマをはじめ映画、舞台などさまざまな作品に出演してた田中圭さん。
十年くらい1週間以上の休みはなかったそうで、出演作品数は同世代の俳優陣と比べても、群を抜いて多かったと明かしています。
どの作品でも存在感を示してきた田中圭さんですが、最大の転機は2018年に放送されて大きな反響を呼んだドラマ「おっさんずラブ」だと語っています。
男性同士の恋愛を描いた作品ですが、性的マイノリティなどを重視したものではなく、純愛をテーマにしたストーリーというところが多くの人の心を掴み、大ヒットにつながりました。
田中圭さんは主演として出演、当たり役として世間からも注目され、多くのテレビ番組や雑誌などに取り上げられるように。
過去の写真集も増版されるなど、大きな反響を呼びました。
それまで18年役者をやってきた田中圭さんですが、新しい発見があったし、自分に対してまだ伸びしろがあると思えた作品だと語っています。
現在の所属事務所を解説
質の高い俳優&ミュージシャンが所属
- 事務所名:トライストーン・エンタテイメント
- 設立年:1993年5月
- 代表者:代表取締役会長 山本又一朗/代表取締役社長 小栗旬
- 主な所属タレント:小栗旬、綾野剛、木村文乃、坂口健太郎、赤楚英二、大西礼芳、田牧そら、田中圭、miwa、清塚 信也
俳優だけでなくミュージシャンの育成も
トライストーン・エンタテイメントは、映画プロデューサーの山本又一朗氏が93年に設立した芸能事務所です。
タレントのマネジメントだけにとどまらず、映画や舞台の制作も。
「クローズZERO」シリーズや「ルパン三世」、「新宿スワン」などを自社で制作、自社タレントを積極的に起用しています。
またミュージシャンの育成も手掛けていて、シンガーソングライターのmiwaさんやピアニストの清塚 信也さんなどが所属しています。
大手ではありませんが、質の高い実力派の俳優やミュージシャンが揃う事務所。
代表取締役社長には小栗旬さんが就任していて、社長と俳優の両面からエンタメ界に新しい風を吹き込むことを期待されています。
田中圭さんが15歳で初めて受けたオーディションは別の事務所のものでしたが、そのオーディションで最終審査に残ったことがきっかけでトライストーン・エンタテイメントに所属することになりました。
直営の俳優養成所
トライストーン・エンタテイメントには直営の俳優養成所「トライストーン・アクティングラボ(TSAL)」があります。
演技未経験者から演技向上を目指す経験者まで、多くの俳優を指導してきたエキスパートが講師として指導。
在籍中からドラマや映画、舞台などのオーディションに参加することもできるので、メディア出演のチャンスもあります。
有望な人はトライストーン・エンタテイメントへの所属や、関係プロダクションへ推薦することもあるなど、毎回のレッスンがオーディションともいえる環境です。
田中圭さんの芸能活動を分析!
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:Instagram(マネージャーアカウント)、X(「田中圭 40th Anniversary プレミアムBOOK」アカウント)
- フォロワー数:Instagram/4.5万人、X/1.1万人
- 頻度:週1、2回
マネージャーがInstagramで発信
田中圭さん本人が発信しているSNSはありませんが、Instagramではマネージャーが近況を発信しています。
2023年12月からはじめて、週に1、2回のペースでドラマや写真集撮影、イベントのオフショットなどが投稿されています。
プライベートについての投稿はありませんが、オフショットなどはマネージャーだからこそ撮れる画像でしょう。
写真集やアニバーサリーBOOKが発売されるときにはXで告知や予約情報などを投稿、また発売記念イベントも積極的に行っています。
好評のファンミーティング
2024年7月には2年ぶりにファンミーティングを開催。
トークに歌やクイズなど、師匠と呼んでいる永島知洋さんとともにファンとの時間を過ごしました。
参加した人たちからは「とても幸せな時間だった」「ファンサービスが最高」「絶対にまた行きたい」など大好評。
素の田中圭さんを見られる貴重な機会となっています。
メディア露出とポジショニング(約500文字程度)
- 主な露出メディア:テレビドラマ、映画、CM
- ポジショニング:長年活躍している実力派俳優
田中圭さんは多くのテレビドラマや映画、CMで活躍しています。
16歳でデビューして以来、テレビドラマへの出演本数は同世代の俳優の中でも多く、毎年2.3本のドラマに出演。
ほぼ休みなしのスケジュールです。
役者として演じるときには「田中圭」の存在をなくし、「役や作品を立てる演技力」が高い評価を受けています。
また女性誌や映画誌、ファッション誌などへの露出も多く、連載やインタビューなど毎月のように掲載されています。
ポジショニングとしては、どんなときでも役になりきる実力派俳優としての位置づけがあります。
2018年に出演したテレビドラマ「おっさんずラブ」では「東京ドラマアウォード」などいくつかのテレビ賞で主演男優賞を受賞していて、高い評価の裏付けとなっています。
一方でプライベートの露出は控えめです。SNS(Instagram)は本人のアカウントはなくマネージャーアカウントのみ。
ただ、ファンミーティングに関してはファンサービスに満足しているという参加者が多く、ファンを大切にしている様子が伺えます。
このようなポジショニングによって「長年売れ続けている実力派俳優」というイメージを強く持たれています。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:ジムで運動、家族と過ごす
- リフレッシュ方法:ささやかな幸せを感じる
休日はジムで体を動かす
「健全な魂は健全な体に宿る」という言葉を信じているという田中圭さん。
まずは健全な体にすることで健全な魂が入ってくるという考えのもと、時間があるときにはジムに通って体を鍛えているそうです。
また体が怠けると精神も怠けてしまうと思ってしまうそうで、そういう意味でもジムに行って体を動かすことが、精神面にも良い影響を与えていると感じていると語っています。
家族との時間も大切に
2人のお子さんをもつ田中圭さんは、俳優として活動できているのは、家庭を守ってくれている奥さんのおかげだと語っています。
仕事から帰ったあとに奥さんから家族の話を聞いたり、休日に家族4人や、娘さんと2人で出掛けたりと、積極的に家族と関わるようにしているそうです。
ささやかな充実がリフレッシュに
ジムやサウナで汗を流すことや、娘さんと一緒に寝に入ってたくさん寝ること、友人とカラオケに行ったりお酒を飲みに行ったりと、ちょっとしたことがリフレッシュになるそう。
ただ最近は仕事のことで頭がいっぱいで、リフレッシュのために時間を作らなくても、少しの幸せで満足なのだそう。
現場のお茶場に好きなお菓子があることや、家族や友達と話をするなど、ささやかな充実がリフレッシュになると語っています。
次なる展望は?
- 目標:やると決めたら楽しむ
やるしかない
田中圭さんはインタビューで、すごく先のことを考えると、正解が何かわからなくなってしまうと話しています。
人生は思い通りに行かないことが多いので、先のことを考えてもあまり意味はないと感じているそうです。
今までもこれからも、その時に決めた選択は「やるしかない」と思うようにしているとのこと。
自分が後悔しない道を選び、しんどいことがあったり壁にぶつかっても、やると決めたらやるしかない。やるなら全力で楽しみたいと語っています。
デビュー後、出番がまだ少なかった頃、現場が楽しかったそうで、どうすればもっと長く現場にいられるかと考えていたそう。
“楽しい”が原動力となって努力を重ねてきたそうです。
憧れている人はたくさんいる
目指す人はいないと語る田中圭さんですが、憧れている人はたくさんいるそうです。
そのなかの一人がドクターXで共演した米倉涼子さんだそう。
トップ女優にもかかわらず、ストイックでいつまでも挑戦をやめない姿勢を見習いたいと明かしています。
参考にしたい!成功レシピと具体的なステップ
人に恵まれた俳優人生
- 身につけるべきスキル:人との出会いを大切にする
- 重要な人脈の作り方:奥さんは親友
- メディア戦略:写真集などはXで告知
- プライベートと仕事のバランスの取り方:休みを有意義に過ごしたい
人との出会いが人生を変えた
田中圭さんは、今の俳優人生があるのは人との出会いが大きいと語っています。
15歳で事務所に入って、愛情ある社長や小栗旬さんに怒られながら鍛えられてきたことから始まり、お芝居の先生にも恵まれたことや、さまざまな共演者との出会いも自分を変えるきっかけになったそうです。
山田孝之さんの芝居にかける情熱や、岡田准一さんのストイックさに驚かされるなど、自分の意思の弱さや甘さを気付かされるきっかけになったと語っています。
それに、一人では辛いと思うことでも、仲間ができれば楽しくできるそう。
もともと人が好きな田中圭さんは、人との出会いによって充実した俳優生活を送れていると明かしています。
奥さまに相談することも
奥さまは一番の親友と語る田中圭さん。
元女優の奥さまとは、ドラマで共演しその後交際を経て結婚しました。
奥さまは何事にも動じない性格で、自分を信じるタイプ。
だからといって人の意見を聞かないということもないので、自分が弱ったときには相談しやすいのだそう。
弱音をはいたときにはいつも励ましてくれるとのことで、親友のような関係とのこと。
仕事に邁進できるのは彼女のおかげだと明かしています。
XではプレミアムBOOKの告知も
田中圭さんは「田中圭モバイル」を運営していて、会員だけが見られるコンテンツやプレゼント企画、ファンミーティング開催やプレミアムBOOK販売の告知などを行っています。
Xでは2024年10月に発売する40歳を記念したプレミアムBOOK販売(完全受注生産)のアカウントもあり、オフショットやメイキングの様子、予約期間や販売記念イベントなどの情報も。
何か特別なことがあるときにはXを活用するなど多方面からアプローチしています。
休みと仕事のバランスを探る
20代から途切れることなく作品に出続けている田中圭さんですので、「休み」というものがほとんどなかったそうです。
そんななか世間が自粛期間になったときに初めて長期の休みを経験したのだそう。
それまでは「休みって何?」くらいの感覚だったそうですが、実際に休んでみると家族と過ごす時間がとても楽しかったそう。
休み期間があった分、仕事も大変になりましたが、仕事と休み、それぞれを知ることができたと語っています。
以前は1日休みができると何をしていいかわからなかったそうですが、今は休みを楽しみに、仕事をしているとのことです。