実力派！遅咲き俳優
- 椎名桔平さんはどんなドラマに出ていた？
- 椎名桔平は何で有名になった？
- 椎名桔平の過去は？
芸能界は魅力的で多くの人が憧れる世界ですが、その裏側やタレントのプロフィール、キャリアパス、ストーリーなどは意外と知られていないものです。
そこで、この記事では椎名桔平さんの
- プロフィール詳細
- キャリアの歩み
- 現在の所属事務所とその特色
- SNS戦略
- 私生活やリフレッシュ方法
などを幅広く解説しています。
椎名桔平さんは誰もが認める実力派俳優として人気が上昇中ですが、ここまでの人気を得るまでに相当な苦労をしてきました。
というのも、ブレイクするまでの期間がとても長かったのです。なんと、約10年間アルバイトの掛け持ちをしながら、どんな役であってもでもがむしゃらに挑戦してきたそうです！
今、俳優として挫折して将来に不安を感じている人にぜひ読んで頂きたいです。
これを読むことによって、彼が大事にしてきた継続することの大切さを知ることが出来ます。
最後まで読んで、参考にしてみてください。
椎名桔平さんのプロフィール
映像作品から舞台まで幅広く活躍
- 名前:椎名桔平
- 出身地:三重県伊賀市
- 生年月日:1964年7月14日
- 職業:俳優
- 事務所:スターダストプロモーション制作1部所属
- 趣味・特技:ゴルフ
- 主な出演作:映画『ヌードの夜』『溺れる魚』『アウトレイジ』ドラマ『謎解きはディナーのあとで』『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ
犬好きとしても知られる俳優
椎名さんはバイプレイヤーとして数多くの作品に出演し、作品になくてはならない存在として多くの賞を獲得してきました。
年齢を重ねるにつれて、演じる役も変化していき、新しい作品に出演する度に新たな一面を発揮することでも知られています。
役作りのために、役柄と同じ職業の人から話などを聞いているうちに様々な分野に興味を持つようになり、今では社会貢献にもすすんで取り組んでいます。
映画「クイール」で、盲導犬訓練士役を演じたことにより盲導犬啓発活動に取り組んでいるようです。
彼自身も１匹のラブラドールレトリバーをパピーウォーカーとして迎えました。(パピーウォーカー:将来、盲導犬となる子犬と生活し、人間社会に適応させるためのボランティア活動)
椎名桔平さんのデビューまでのステップ
- 芸能界に興味を持ったきっかけ:演劇に衝撃を受けた
- 最初のオーディションまたはスカウト:
- 練習生または養成所の期間:不明
- 初の仕事（CM, ドラマ, 映画など）:1986年、『時計 Adieu l’Hiver』映画初出演
- デビュー作（シングル, アルバム, 映画など）:1986年『おあぶない刑事』ドラマ初出演
10年やってみないとわからない！
小学校3年生よりサッカーを始め、高校時代には三重県代表として国体に出場するレベルの選手だったようです。青山学院大学に進学するも、スポーツメーカーのCM出演がアマチュア規定に抵触して謹慎処分を受けたことを機に、退部することとなりその夢を諦めざるを得なくなりました。
そうして、21歳の時に唐十郎さん、つかこうへいさんなどの演劇を観て衝撃を受けた彼は舞台への道を歩み始めました。
始めたのはいいもののなかなか仕事を得ることが出来ず苦しい日々が続きました。裏方仕事や付き人をしたり、トラックの運転手をするなどアルバイトをかけ持ちしながら何とか生計を立てていたそうです。
「10年やってみなければ本当の才能はわからない！31歳までに俳優として成功していなければ辞める！」という強い意志のもと、俳優活動を続けました。
椎名桔平さんが注目を集めたきっかけは？
『ヌードの夜』で実力が認められた
1993年、当時28歳で俳優として焦り始めていた頃、『ヌードの夜』に出演し、同性愛者役で関係者から注目され始めました。
この演技をきっかけに、石井隆監督に気に入られ、彼の作品に立て続けに出演することとなります。
そして、10年目となる31歳のときに、月9ドラマ『いつかまた逢える』に出演のチャンスを得ました。この頃からお茶の間で彼の存在が認知され始めました。
同年にはドラマ「BLACK OUT」で主演を果たし、これ以降仕事が一気に舞い込み、現在も途切れることなく活躍しています。
「謎ディ」で一気に知名度がUP！
人気ドラマ「謎解きはディナーのあとで」への出演は彼の知名度を一気に広げました。
彼の演じた「風祭警部」は、人気キャラクターの1人でこのドラマで欠かせない存在でした。
映画「謎解きはディナーのあとで」の公開に向けて、風祭警部が主人公となる「謎解きはディナーのあとでスペシャル～風祭警部の事件簿～」スペシャルドラマが制作されました。椎名さんは「当初は彼が主人公で物語が成立するのか？」と心配していたようですが、結果は好評で彼の人気は高まる一方でした。
現在の所属事務所を解説
全国展開している大手事務所
- 事務所名:スターダストプロモーション
- 設立年:1979年2月1日
- 代表者:細野義朗
- 主な所属タレント:渡部篤郎・常盤貴子・山田孝之・仲野大我
業界内でも年齢問わず多くの実力派が揃う
この事務所は東京、大阪、名古屋以外にも仙台、福岡、沖縄と全国に展開しており、業界内屈指の大手事務所と言えます。
男女共に年齢問わずあらゆるジャンルのアーティストをサポートしており、次々にトレンド芸能人を輩出しています。
業界歴が長く、経験値・実力を持ち合わせたアーティストが数多く所属しています。
過去の事務所と移籍のポイント
ユマニテ
2006年まで安藤サクラさんや門脇麦さんらが所属していた事務所ユマニテに所属していました。
この事務所は40年以上の歴史を持つ俳優事務所で少数精鋭として人気の事務所です。
椎名桔平さんが、移籍した理由は公開されていません。ですが、これまでにもこの事務所からより大きな大手事務所へ移籍し、ステップアップしている人も多いため、彼も彼らと同じように更なる活躍を期待して移籍を決意したのではないでしょうか？
椎名桔平さんの芸能活動を分析！
SNS戦略とファン接点作り
- 主なSNSプラットフォーム:Instagram
- フォロワー数:19.9万人
- 頻度:週1回
椎名さんは、積極的にInstagramを利用しているようです。番宣や撮影現場でのオフショット以外にもプライベート写真を多く公開しています。
お料理が好きなようで、その日作ったものを投稿していることが多いです。他にも旅行先の様子など、一般人が投稿するような日常的な内容が多いため、ファンは親しみやすいと感じ好感度が高いです！
メディア露出とポジショニング
- 主な露出メディア:ドラマ 舞台 映画 CM
- ポジショニング:安定した演技力で、作品のキーパーソンとなるバイプレイヤー
長い間培ってきた実力で業界内で高く評価されており、下積み時代を知っている同業者からも信頼される存在です。どの作品でも安定した演技で作品に欠かせない役柄に抜擢されることが多いです。
過去には東京スポーツ映画大賞やキネマ旬報ベスト・テンにて、主演男優賞を獲得しています。
また、どの世代からも認知され、マイナスな部分が見当たらないクリアな存在ということもあり多くのCMに起用されています。
プライベートとリフレッシュ術
- 休日の過ごし方:ゴルフ
- リフレッシュ方法:美味しいものを食べる
コロナ禍で料理を始めたそうで、最近は特に美味しいものを食べることで生活を充実させていると言います。
Instagramでも訪れたレストランや食事の様子を投稿しており、彼のグルメな日々を垣間見ることが出来ます。決まったお店に通うだけでなく、新しいお店を探したり、ふと気になったらとりあえず飛び込んだりするのも好きなようで、食への探究心が強いようです。
またプライベートで時間が取れた時には、ゴルフを行くことで気分転換しているようです。
次なる展望は？
- 目標:より良い俳優になる。
彼は具体的な展望は公表していません。
若かった頃は役者として生計を立てることを立てるが目標でした。その目標が現実となり、現在はより良い俳優になることが目標だと過去のインタビューで語っていました。
参考にしたい！成功レシピと具体的なステップ
継続が大切！3年で諦めるのは早い
- 身につけるべきスキル:10年間継続すること
- 重要な人脈の作り方:謙虚に向き合う
- メディア戦略:プライベートをこまめに投稿し親近感UP
- プライベートと仕事のバランスの取り方:自分を信じて好きなことに勤しむ
まず10年トライしてみる！
上記でも紹介しましたが、彼が役者としての成功を収めたのは自分を信じて10年という期限を設けて続けてきたからだといいます。
20代で将来について悩んでいた時期に、たまたま手に取った雑誌で、オノ・ヨーコさんが「10年1つのことを頑張れば、神様はきっとご褒美をくれる」という言葉を見て、とりあえず10年やってみよう！という思いになったそうです。
また、たった数年で辞めてしまうのはやめた方がいいと次世代に向けたインタビューで答えていました。
2年や3年やっては辞めて新しいことをするという繰り返しは人生においてもったいないですし、10年でやっと一人前という職人もいます。
もし10年経っても夢が叶わなかったとしても10年間1つのことに向き合ったという事実は、自信に繋がるはずだとも語っていました。
ほかの俳優よりもブレイクまでの期間が長かったぶん、仕事への熱量は人一倍、昔は上手くいかず苛立つこともあったが、それも今となっては大切なステップだったそうです。
