アイドルになるための条件とは今回は、アイドルを目指す人が行くことになる専門学校について記事にまとめました。
- 必要な費用
- 専門学校のメリット・デメリット
- 自分にあった専門学校の選び方
学校なので、やはり予算の心配な方。
進路が決まっていない方も、こちらの記事で参考にしてくださいね。
アイドル専門学校ってどんな学校?
必要な能力のレッスンからアイドルデビューまで、目指す人をサポート
歌やダンスのレッスンはもちろんのこと、芸能界の基本的なファンに向けてどんなステージングをしていくべきか、アイドルとしての基本的な心構えなどを、同じ志を持った仲間と一緒に学んでいけます。
学校によっては、学校内で頻繁に提携事務所主催のオーディションが開催されている場合もあり、デビューのきっかけを学びの中で掴める仕組みになっている専門学校も今では多いです。
今のアイドル専門学校は、学びの過程からデビュー後の進路を決められるきっかけ作りができる環境が整っているのです。
自分のなりたいジャンルにあった技術を選んで学べる
アイドルと一口で言っても、歌かダンスのどちらかに特化していたり、演技のできるアイドルだったりと、目指す人の個性によってその形は多種多様です。
専門学校はもともと”専科”として、自分の興味あるジャンルを掘り下げて学ぶことができる場なので、「これがやりたい」「こんなアイドルになりたい」というビジョンが明確であるほど、専門学校で学ぶメリットを強く体感できます。
現場を実際に体験できる
”専科”として学べる、先ほどの補足になりますが、プロの講師に囲まれた中で現場を想定した実習・体験ができることも専門学校の魅力です。
芸能界の暗黙のルールのような、業界話を聞きながらアイドルのような芸能人としての心構えを手取り足取り教わることができる環境は、設備の整った専門学校ならではの特徴です。
アイドル専門学校で学ぶメリット
集中的に学んでからアイドルオーディションに挑戦できる
専門学校としてのメリットで大きいのは、やはり”専科”として、伸ばしたいジャンルを一点集中で学べる点です。
仮に、何も通わずに直接アイドルグループのオーディションを受けるのは相当怖いですよね。
自分の足りていない部分を補いつつ、知識として多くのことを学ぶことができるので、アイドルのオーディションを受けるときに、非常に有利に立ち回れます。
プロのいる中でレベルアップができる
業界のプロを講師に迎えて、芸能界の知識や実践的なステージの立ち回りを学ぶことができます。映像、ステージ、歌、各方面のプロがいる環境で学べる点も、専門学校の大きなメリットです。
アイドル専門学校で学ぶデメリット
進路の軌道修正が難しい
興味のあるジャンルを特化して学べるというメリットの裏返しとして、気をつけなければいけないのが、進路問題です。
一度、これを目指そうと言ってから他の全然違うジャンルに興味を持ってしまった場合、立て直すことが非常に困難になってしまいます。
そのため、専門学校を選ぶ場合は、「自分が何が好きで何をやりたいのか」これをはじめのうちに精査しておく必要がありそうです。
時間作りが大変
専門学校に通い始めると、1日のスケジュールが勉強で埋まることが多くなるため、自分で時間を作るのが難しくなってしまいます。
もし、アルバイトを掛け持ちしながら学校に通うことを考えている方は、このことをある程度格技しておく必要がありそうです。
アイドル専門学校のおすすめの選び方
なりたいジャンル、進路で選ぶ
専門学校と一口で言っても、アイドル専科のあるものから、ダンス、歌、パフォーマンスをそれぞれ別に分かれている学校もあります。
「アイドルを学びたい」と思うならアイドル専科を。ダンスや歌など、他のパフォーマンス関係に強い興味がある場合は分野が分かれている学校を選ぶのもアリです。
在籍する講師、システムで選ぶ
業界の著名な人物、自分の憧れの人物が講師にいる学校で学べるとなると、勉強の熱も上がります。
また、学校によってはそれぞれキャリアサポートを行っている学校もあるので、こういったシステムの特色から学校を選んでみるのもオススメです。
実際に体験して、雰囲気で選ぶ
雰囲気というと軽く考えがちですが、意外と大切です。肌に合わないと感じた学校にこれから2〜3年通うと考えたらどうでしょうか?きっと、嫌な気持ちになることが多くなるでしょうし、挫折しやすくもなると思います。
そんなことがないようように、専門学校には「体験入学」を行なっているところがほとんどです。決める参考としても、また、決断する前の最終確認としてもぜひ、こちらを利用しましょう。
人気のアイドル専門学校を紹介
東京アナウンス学院
「キャスト(出演者)を育成する専門学校」を打ち出す専門学校で、放送声優科、芸能バラエティ科、演技科、アナウンス科、ダンスパフォーマンス科
の5つの学科があります。
ホリプロ、スターダストプロモーション、松竹芸能、サンミュージックなど、あらゆる芸能プロダクションが協賛。これらが協力する「デビューバックアップシステム」で、イベント出演や所属のチャンスを掴めます。
MUSIC SCHOOL WOOD
1976年から長く音楽の専門学校です。
ボーカリスト、ダンサー、アーティストなど。本来は音楽関連を学ぶことのできる学校なのですが、こちらには、「アイドル専攻 基本科・本科」というアイドル専攻の学科もあります。
発声練習やダンスレッスンなどの体系的なものからオーディション対策まで学べるカリキュラムが整っています。
ヒューマンアカデミー
歌って踊る他にも、声優アイドルをお考えならこちら。
ヒューマンアカデミーの声優・俳優コースでは、学習や生活の相談を聞く「学内マネージャー」とプロダクション側の「業界マネージャー」、この二人体制のマネージメントで生徒をデビューまでサポートします。
90社以上のプロダクションが参加するドラフトオーディションがほぼ毎日開催。
卒業後にそのまま所属できるチャンスも期待できます。
インターナショナルメディア総合学院
「IAMエージェンシー」と「アズリードカンパニー」という2つのグループプロダクションの元で運営されている専門学校です。
事務所直下なので、常にデビューのチャンスと隣り合わせの環境になっています。
現役の声優がプロ講師として在籍。最前線で活躍するプロから直々にノウハウを学べます。
全国に19校あり、幅広く展開されているので通いやすい環境を作りやすくなっています。
アミューズメントメディア総合学院
75社ものプロダクションを募って開催される学内オーディションや、インターンシップなど、こちらも、在学中にアイドル声優デビューを視野に努力できる環境が整っています。
現場に実際に出向いて幅広いジャンルのお仕事の体験できたり、プロの講師からノウハウを学べたりと、実践的なスキルを社会人としてのマナーとともに習得できます。
校舎は恵比寿、横浜、大阪の3校体制です。
アイドルになるために専門学校にいくべきなのか?
答えを先に書いてしまうなら、
「進路がアイドルに固まっているなら行ってもいい」です。
専門学校は、1つのジャンルを集中的に学べる環境です。
明確に決まっている方向性に向かってひた向きに学ぶには最高の環境と言えます。
しかし、同時に2〜3年の時間を使って学ぶのが専門学校。
一通り学んだ後で「やっぱり嫌だ」と進路を大きく変えるのが難しくなってしまう側面もあります。
そのため、専門学校を進路に選ぶときは、大学に進む場合よりも慎重に考える必要がありそうです。
アイドルになるために専門学校に行くこと自体は良い選択ですが、
進路を決める前に、「自分がどうしてもやりたいこと」「自分の好きなこと、嫌いなこと」をよく整理してから進路の決定をすると良いでしょう。