モデルになるとどうなるの?
「モデルってどんな仕事をするのか、良く知らない…」 そもそもモデルとはなんでしょう?
一般的に良く言われる「ファッションモデル」や「雑誌モデル」。 実はこれの他にもたくさんの種類のお仕事がありますが、 あまり知られていません。
いざ目指そうと思っても、 「モデルのことを良くわからないまま…」 というわけにもいきませんよね。
今回は、そんな「モデル」について徹底解剖! ・具体的な仕事の内容・種類 ・モデルのお給料事情 ・モデルの良い所・悪い所 読む事で、これが全部わかります! オーディションや行動前の情報収集にぜひご活用ください!
モデルの具体的な仕事の内容とは
雑誌、CMの広告
モデルといったらまずはこれを想像する人が多いはず! あらゆるアパレルブランドのアイテムを着こなし、雑誌やカタログ・CMを通して魅力をアピールします。 服装に合わせてその人物像になりきる事ができるので、これが楽しいというモデルの方が多いです。
ファッションショー
写真や映像だけでなく、時には直接ステージに立ってアピールすることもあります。 ショーのモデルというと、華やかなステージ上を颯爽と歩くイメージなせいか、 「スタイル抜群でセンスが突き抜けていないと選抜されない!」 なんて、想像してしまいますよね。 現在は、あらゆるモデルのニーズが高まっていて、 かっこいい従来のモデル像だけでなく、人懐っこさや親しみやすさを求める所が増えています。 「コンプレックスを魅力にできる仕事」として、みるみる業界も変化しています。
イベント出演
出演者・司会となってイベントステージにたつ華々しいお仕事。 これとは別に、展示会やイベント会場で案内やパンフレットの配布をする 「コンパニオン」をモデルがする場合もあります。 「案内役」としてある程度目を止めてもらう必要がある為、 165cm以上の長身のモデルがしている事が多いです。 一見地味ですが、ビジュアルニーズとしてモデルを起用場合が多いので、 通常のコンパニオンよりも稼げる、といった話もあります…!
今の時代はSNSも
自らが「広告塔」になるお仕事。そのため、モデルには個人の知名度が必要不可欠です。 普通にモデルとして誌面やステージを彩るだけでなく、今はSNS発信も大切なモデルのお仕事になってきています。 発信にも力を入れていれば「インフルエンサー」としても 商品の宣伝ができるようになる為、企業側にとっては欲しい戦力になります。
実は他にも?
上の他に、モデルとしてのお仕事はいくつかあります。 ・アパレルブランドの「フィッティングモデル」 ・美容院の「サロンモデル」 ・体のパーツで宣伝をする「パーツモデル」 などなど。 こうしてみるとモデルの仕事って意外とたくさんありますよね…!
知っておきたいモデルの内側事情
モデルの1日のスケジュール
モデルには基本的に、固定のスケジュールはありません。 どんなタイプのモデルか、どういった仕事内容かで大きく変わりますが 「モデルはこんな日課がある」事がわかる簡単なスケジュールを紹介します! 6:00〜 7:00 起床、ストレッチ・朝食 8:00〜9:30 出発・現場入り。着替え・ヘアメイク 10:00〜 午前の撮影 13:00 昼休憩 13:30〜 午後の撮影 16:00 撮影終了 17:00〜19:00 スポーツジム後、帰宅 22:30 入浴を済ませ、就寝。 朝、仕事終わりのそれぞれに体のメンテナンスとして ストレッチ・スポーツジムが入っています。 入浴後もおそらく入念なスキンケアの時間もあるでしょう…。 モデルは大変です。
モデルとしてのお給料・年収は?
モデルのお給料面は、その時の案件の内容、モデルとしての人気度によって大きく変動する「出来高制」です。 言ってしまえば「ピンからキリ」、 人によっては数十万から大きければ数千万まで膨らむといいます。 「事務所に所属さえすればなんとかなる」 なんていうことは無く、モデルだけで食べていけている人は一握りです。 人に夢を見せるお仕事ですが、すべて簡単に、というわけにはいきません。
楽しい!モデルとしてのポジティブな声
発売前の新商品に触れられる
ブランドや雑誌の広告塔として商品を紹介するお仕事なので、 その商品の中には「未発売」のものもあり、一般の人より一足早く新商品に触れるメリットがあります。 公開前の新商品なので、情報管理の責任を要求されますが、 しっかり守っていれば、モデル出ないと味わえない、おいしい経験ですよね!
色んな職業や人間になりきれる
看護師や医者、ちゃっきりとしたビジネスウーマン、OLなど 「自分がなったらどんな感じなんだろう」を形にできる不思議な体験ができるのもモデルの良い所です。 違う職業を体験できる非日常、これをやりがいとしてみるモデルの方が多いのだとか…!
たくさんの出会いや交流がある
モデル仲間やカメラマン、アーティスト、マネージャーなど、 色んなプロと触れ合える場でのお仕事を通して自分を高められる事も、 1つのやりがいと感じるモデルも多いです。 こうした人脈は、モデルとしてだけでなく、 独立や次のステップとして新しい業界にいく時に、 将来的にも大きな力になるので、とても大きなメリットと言えます。
コンプレックスを活かせる
「こんなところにホクロがある。」 「自分の目元が好きじゃない」 「個性」や「他とは違う魅力」は企業側で求めているケースがとても多いので、 自分のコンプレックスを前面に押し出して、強みとしてアピールすることも出来ます。 「自分には変なところがあるから」という理由で モデルの道を諦めかけてるとしたら、それは早とちりかもしれません…!
きつい!モデルとしてのネガティブな声
実力が物をいう世界
モデルは常に自分を押し出して注目され続けるお仕事なので、 やはり実力の差がシビアに現れることもあります。 こういった場面でも自分を強く保つ「メンタル力」はかなり要求されます。
自己管理が悩みのタネに
スタイルや肌のコンディション維持に、常に頭を悩まされ続けます。 「好きな食べ物を食べれない」、「トレーニングを日課にしなければいけない」、など、 これを常に考えすぎて、ストレスが顔に出てしまう…なんて話も耳にします。 自分を磨く事が心から好きじゃないと、中々難しい世界なのかもしれません。
表情作りに響く「立ち振る舞い」
モデルは常に企業のニーズ通りに、 カメラマンの要望通りの表情作りをする必要があります。 人の表情は日頃の姿勢や仕草から大きく影響を受けるので、 たとえオフの日でもモデルとしてのプロ意識を外せません。 「どこを切り取っても絵になるモデル」 これを体現することは生半可な気持ちでは出来ません。 モデルはすごいお仕事です…!
厳しくも夢のある世界!
華々しくも夢のある世界、「モデル」。 ファッションモデルの他にも、パーツモデルやコンパニオンモデルなど あらゆる場面で活躍を見せる裏側で、たくさんの苦悩やドラマがあります。 トップモデルになれるのは確かに一握りかもしれません。 しかし、モデルの経験は他の社会で経験することのできない、 「やりがいだらけの非日常」に溢れています。 たとえコンプレックスがあるとしても、それで悩むことはありません。 もし、「モデルになりたい」という強い気持ちがあるのなら… 1度きりの人生、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。