自己PRは時間をかけてしっかり取り組んでいきましょう。
- どのように自己PRをするのか分からない
- オーディションで印象を残す方法は?
- 特技がなくてもアピールできるのか
俳優、アイドル、モデルなど、芸能オーディションには、多くのチャンスをつかみたい人が参加しています。
そんな競争が熾烈なオーディションで審査を通過するために、どのように自己PRすれば良いか分からず、困っている方も多いのではないでしょうか。
安心してください!特別な才能や特技がなくても、自己PR次第で審査員に好印象を与えることが可能です。
他と差がつく印象に残る自己PR、さらに審査員に自分が芸能界で成功する姿をイメージさせるような自己PRができれば、チャンスは大きく広がります。
今回は、オーディションでの効果的な自己PRの方法、印象に残るためのポイント、さらにオーディションの基本的な流れについて詳しく解説していきます。
この記事を参考に、オーディションで自信を持って自己PRに挑んでみてください。
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あなたの個性にあったオーディションに参加しよう。
オーディションでは自分をアピールできる自己PRの時間が重要
多くの芸能事務所では、書類選考に合格してから、オーディションへ進む流れです。
オーディションでの自己PRには2つの役割があります。
- 自分の性格や長所、趣味、特技をアピールし、印象に残す
- どのような人間なのかを審査員に知ってもらう
自分を表現して審査員へアピールする時間である自己PRを有意義に行うことで、審査を通過する確率が上がるため、オーディションでの自己PRの時間はとても重要です。
印象に残る自己PR方法
審査員の印象に残るための自己PR方法では、大きく分けて以下のポイントを抑えておくと、オーディション時に優位になれる可能性があります。
- アピールの根拠と経験を明確にする
- 未来をイメージさせる
- 特技がなくてもアピールする
大体どこの事務所でも30秒間〜1分の自己PRの時間を与えられます。
限られた時間で3つのポイントを考慮して、効率的にアピールしましょう。
アピールの根拠と経験を明確化
自己PRで得意なことや出来ることをアピールしただけでは意味がありません。
事実であると認められ印象に残すために、明確かつ具体的に審査員にアピールしましょう。
アピールした方が良い内容は以下の通りです。
- どのくらいの期間やってきたことか
- どのような経験を積んできたのか
- 得意なことを通じて得たスキル
得意なことや出来ることを上記の内容を踏まえてエピソードとして伝えることで印象に残りやすくなります。
審査員が未来をイメージできる
芸能界に入って、将来どうなっていきたいかを伝えると、事務所に入った後に活躍できる未来のイメージが審査員の中でも沸きやすくなります。
自己PRの中で、将来のビジョンを伝える→そのためにどのように行動していくかを具体的に伝えます。明確に伝えると審査員も現実的にイメージしやすくなるので、審査通過の可能性を高めるためにもおすすめです。
特技がなくてもアピールできる
俳優の綾瀬はるかさんは、オーディション時の自己PRでうさぎのものまねをしたことでも有名です。
周りが必死に自己PRをしている中で、自然体の彼女が審査員にとって新鮮で魅力的に映り、強い印象を与えています。
最初は30秒間の自己PRで、みんなダンスをしたりアカペラで熱唱したり、好きなことをするんです。私も「ウサギのものまねをします」とか言って。遊び感覚でやっていたら、「え~っ、受かってる!」みたいな感じで(笑)。
出典:AERA
特技がなくても、自分にできることやアピールできる部分を探して自己PRを行ってみると良いでしょう。
自己PRでいい印象になるため注意するポイント
自己PRで審査員に好印象を与えるために、自己PRの仕方は重要ですが、注意するべき基本的なポイントが3つあります。
- 声のトーンや大きさ
- 目線
- 笑顔
せっかく自己PRの内容が素晴らしくても、人の第一印象が決まるのは1秒もかからないので注意するべきポイントを抑えて好印象を目指すためにも、各項目の詳細を解説していきます。
声のトーンや大きさ
自己PRで注意するべきポイントは、声のトーンや声の大きさです。
声のトーンがあまりにも低すぎたり、高すぎたりするとつまらなさそう、うるさそうという印象を与えてしまう可能性があります。
また声が小さいと何を話しているか分からず、審査員にとって悪印象を与えかねません。
普段より少し高いくらいのトーンで、大きな声で話すことに注意しましょう。
また、自分の声を録音して聞いてどんな印象か一度自己調査してみても良いでしょう。
目線
アイコンタクトや目線によって人の印象は180度変わります。
人間の第一印象は、視覚の情報から決まるため、以下のように目線を意識すると好印象を残せるでしょう。
- 審査員が複数名いる場合は全員一度は目を合わせる
- 歌やダンスでのアピールの際、目線にメリハリをつける
特に、K-POPオーディションでは、目線のメリハリがとても大事と言われています。
審査員と目線を合わせるべきところ、目線を流すべきところを曲中で分けてアピールするとより好印象を与えやすいでしょう。
笑顔
オーディションでの、自己PRで最も大事な気を付けるべきポイントは、笑顔です。
緊張してしまい、笑顔がなくなってしまうと印象が悪くなりやすく、人前に出る仕事である芸能界でやっていけないだろうと思われてしまいます。
笑顔は、明るい、華やか、人がよさそう等好印象を残せる可能性が上がるため積極的に笑顔でいることが必要です。
オーディションで緊張していても、笑顔を忘れずに口角を上げるだけでも印象が変わるでしょう。
オーディションの流れ
俳優、アイドル、モデル等、目指すものによってオーディションの流れは若干異なりますが、一般的なオーディションの流れは以下の通りです。
- オーディションに応募する
- 書類選考
- 書類選考に合格後、オーディションを受ける
オーディションに合格した場合は、アイドルの場合は事務所の練習生としてレッスンを受けることになります。
K-POPの場合には、渡韓し韓国で練習生としてレッスン期間を乗り越え、デビュー評価を待ち、デビューする流れです。
オーディションに応募する
オーディションを実施している芸能事務所、プロダクションは数多くあります。
その中から、自分が目指す方向性に近い事務所や強い事務所を探して応募するのがおすすめです。
事務所によって、俳優事務所、アイドル事務所、モデル事務所など入ってくる仕事が異なる場合が多く、自分が何になりたいかを考えてから応募してみましょう。
書類選考
書類選考では、履歴書のように自分の個人情報や経歴を記入します。
さらに、書類選考で重要視されているのが、以下の3つです。
- 自己PR欄
- 志望動機
- 写真
自己PRや志望動機、写真はその後のオーディションでも審査員の目に触れ続けるものなので、気合いを入れて熱意が伝わるように記入、準備することをおすすめします。
また、記入用紙が事務所によって指定の場合もあるので、事務所に確認や応募要項に目を通しましょう。
オーディションを受ける
書類選考に合格した場合は、実際に審査員と直接会うオーディションに参加します。
オーディション実施内容は以下の通りです。
- 自己PR・自己紹介
- 写真撮影・動画撮影
また、K-POPアイドルのオーディションでは、さらに歌の審査、ダンスの審査が追加されます。
日本ではまだ何色にも染まっていないピュアな原石の方が有利なことが多く、韓国では実力がある方が有利なことが多いです。
オーディションでは印象に残る自己PRをしましょう
芸能事務所のオーディションでは、30秒〜1分という短い時間の中で、審査員の目にとまる印象に残る自己PRが必要不可欠です。
狭き門の中で審査員の目にとまる自己PRの方法や注意するべきポイントを抑えて、印象に残る可能性を高めてみましょう。
覚えておきたいポイント
- 特技がなくてもできることを見つければ自己PRになる
- 審査員にとって未来をイメージできる、好印象に写る人になる
- 声のトーン、笑顔など基本的なポイントも注意する
オーディションでは、周りと差をつけるために自己PRの中での印象を好印象にする必要があります。
得意なことやできることの経験をストーリー性を持って話す、事務所に入ったら活躍できるのか、どう貢献できるかを明確化して話すことで好印象になりやすいです。
ぜひ、オーディションを受けて上手な自己PRを行い、目指す夢に向かって走り出してみてはいかがでしょうか?