ホリプロを徹底調査します。
日本の大手芸能事務所の一つであるホリプロは大御所芸能人が多く在籍していることで有名です。
さらに日本代表格ともいえる大規模オーディション、タレントスカウトキャラバンの主催芸能事務所でもあります!
知っている方も多いのではないでしょうか?
国民的女優を数々と輩出してきたホリプロはどんな芸能事務所なのかをリサーチ。
特徴・口コミ・評価・オーディション情報など徹底解説していきます。
- 有名になって成功したい
- 演技で活躍したい
そんな方はぜひ参考にしてください!
ホリプロとは
日本の芸能界を語る上で欠かせない存在であるホリプロ。
創業以降、「文化をプロモートする人間産業」という企業理念のもと、タレントの発掘・育成を強みとするマネージメント事業を中心として、番組やCMを制作する映像事業、ミュージカルなどの演劇をプロデュースする公演事業など、さまざまな事業を複合的に展開する総合エンターテイメント企業です。
設立当初から革新的な経営方針で他事務所との差別化に成功していました。
その実績の証として男女共に多くのジャンルのアーティストが所属しており、多くの大御所タレントが存在します。
特に新人発掘の企画は有名で、中でも「ホリプロタレントスカウトキャラバン」は女の子の登竜門として有名なオーディションですよね。
新人発掘イベントのトップオブトップといっても過言ではないです。
時代に合わせて年齢やテーマを変えて募集するため、年によって選ばれる人が全く違います。
朝のニュース番組でもその様子が取り上げられるほど、世間に認知されているオーディションは類を見ないですよね。
そのため、この事務所に所属してしまえば、将来安泰なんて言われたりします。
グループ会社として多くの子会社を抱えており、マネジメント業務に介しては世代・性別・活動ジャンルごとに分かれており活動の幅の広さは芸能界一とも言えます。
株式会社ホリプロ
現在までのストーリー・歴史
ホリプロを語る上で外せないのが、社長である堀 威夫氏。彼はもともとバンド活動をやっており、芸能界の憧れを抱いていました。
大学卒業後は文化放送でのアルバイトをした後、バンドを結成しレコードデビューも果たしています。
バンド活動は長くは続かず、初期に脱退。その後は東洋企画を設立し専務に就任するも内紛で追放され、1960年に有限会社堀プロダクションを設立し、代表取締役に就任する傍ら営業・制作マネジャーを兼任しました。
(社名に個人名を付けたのは、東洋企画の分裂劇で追われたため、自らの会社である事をアピールするためだったそうです。)
ここから「ホリプロ」がスタート。彼が評価されるべき点は当時では珍しかった芸能界の一般企業化を進めた先駆者ということ。
息子の一貴の小学校受験にて、面接で親の職業について答えた際の面接官の妙な反応だったことが彼を変えるきっかけとなり、「芸能界をヤクザな虚業でなく一般企業として社会に認めさせたい。その為には株式を店頭公開して経営の透明度を上げるしかない」という目標の下経営の健全化を進めました。
その結果、1989年に業界初の株式公開、1997年には東証2部上場、2002年9月には東証1部上場、更には日本経団連の加入も成し遂げました。
2020年には、株主総会にて創業者の堀威夫がファウンダー最高顧問から勇退、完全に第一線から退きました。
ホリプロの特徴
大手事務所ならではの魅力がたくさんあることが大きな特徴と言えるでしょう。
女の子の芸能界デビューへの登竜門
ホリプロタレントスカウトキャラバンは特に有名で、ここで選ばれたタレントはすぐにCMやCD絵ビューなど様々な仕事が約束されます。
1976年より毎年開催されていおり、女性アイドルの登竜門として数ある新人発掘オーディションの中でも圧倒的な影響を及ぼします。
第1回グランプリの榊原郁恵に始まり、山瀬まみ、深田恭子、石原さとみ、綾瀬はるかなどこれまでに多くの国民的スターを輩出。
強いコネクション
大手事務所というだけあって様々なところに強いパイプを持っています。
事務所に所属しているだけで信用してもらえるし、向こうから仕事が舞い込んできます。
さらに、モデル活動に専念したければモデル業をメインにできるし、音楽業界に挑戦したいと思えば音楽の仕事を得ることができる高待遇な環境と言えます。
自由な選択をし、それをしっかりサポートしてくれるのは大手ならではの大きな魅力です。
グループ全体で業界のあらゆる業務をこなしている
大手グループということもあり、映像事業部、公演事業部、音楽事業部、スポーツ文化事業部など多くの業務を独自に行なっています。
需要と供給をグループ全体でうまく回しているため、仕事に困ることがほぼありません。
そのため、芸能界で活躍する上でお仕事がもらえない恐怖を感じることなく、多くの機会を与えられ他の事務所よりも確実に成長していけます。
業界の様々な業務と常に接点があるので、アーティストを志望しない人で業界に携わる仕事をしたいと考えている人にも是非勧めたいところです。
ホリプロ所属芸能人の紹介
- 石原さとみさん
- 綾瀬はるかさん
- 高畑充希さん
- 深田恭子さん…など
事務所の口コミや評判をリサーチ
ホリプロは固定給 安心して働ける環境○
芸能界の多くは基本的に歩合制なところが多いなか、定額報酬制を取り入れています。
例えば、ある月で仕事が少なかったり、体調を崩し休んでしまった場合、他事務所ではその分のお給料を得ることができません。
ホリプロの場合はそういったことが少ないようです。
お笑い芸人を目指す人にとっても憧れの事務所
グループの中に「ホリプロコム』というバナナマンやスピードワゴンが所属しているお笑いをメインにしている子会社があり、女優や俳優、歌手等といった人たちと同等に扱われます。
ここでも毎月のように「ネタ見せ」と呼ばれるオーディションが開催されており、多くの人が参加しているようです。
あくまで、ライブ出演権を得ることができるだけで 選ばれる=所属にはなりません。
ですが、その会場でうまくいけば所属も夢じゃないと言われています。
ホリプロという事務所だけあって、会場にお客さんも自然と集まってくるため、他では感じられないような緊張感を得ることができます。
そこでファンを獲得できれば今後の活動に大きな影響を与えること間違いなし。
また、お笑い芸人養成スクールも開校しています。
番組制作を行なっている会社だけあって現役放送作家から直々に指導を受けられる環境があるのも他にはない魅力です。
0歳から芸能界デビューのチャンスあり
ホリプロは0歳から赤ちゃんモデルとして活躍できるんです。
登録制になっており、その都度オーディションを受ける形にはなりますが、様々なオファーを受けることができます。
成長と共に事務所として戦力になると感じたら所属できるチャンスもあるかもしれません。
自分の子供の可愛さをより多くの人に見てもらいたい!という方にとても人気があります。
とはいえ、自分の子供をむやみやたらにメディアに晒すのは怖い…でもホリプロなら多くの有名人もいるし、大きな会社だから信頼できる!
ということでホリプロを通して赤ちゃんモデル活動を行う人が多いそうです。
ホリプロのスカウト事情
ホリプロではスカウト活動を行なっているようですが、積極的は行なっていないでしょう。
あんなに多くの人材がいますし、全国からホリプロに入りたいと応募してくる可愛い子やかっこいい子がたくさんいるのです。
わざわざ足を運ばなくても、向こうからやってくる環境なのにそこに人件費を割くことはほぼあり得ません。
ですが、声かけが行われていることは事実です。
それも都内以外の場所でもちらほら声をかけられたという情報が出回っています。
その理由として、番組ロケや舞台公演といった移動さきでたまたま社員の目に留まったケースが多く発生しているからです。
あくまで”たまたま歩いていた子がものすごく可愛かったから仕事のついでに声をかけてみた”
といったパターンなので、スカウトされたいから過去スカウト情報のある場所に行ってみる!というように同じ場所に彼らがいることはほぼないと思ってください。
ホリプロを名乗る詐欺にも注意
声をかけられて「場所を変えよう。ついてきて」と言われてもついていくのはやめましょう。
芸能界には興味あるけど、心配だという人は直接ホリプロに名刺についての問い合わせをしてみると良いでしょう。
未成年の子はまずは親御さんに相談して、自分で進めないようにしましょう。
ホリプロのオーディション情報
ホリプロタレントスカウトキャラバン
日本の大規模オーディションの一つと言えばホリプロタレントスカウトキャラバン、通称TSC。
多くの有名女優を輩出しているので、女優を目指す方ならぜひ参加してみたいですよね!
ただ、不定期開催なので中々参加のタイミングは難しいです…。
また応募者数はとても多く、過去のオーディションでは、3万~10万の応募者数を超えるものがほとんどです。
簡単に受かるようなオーディションではありません。
これまでの流れ
- 【1976年】TSC開催スタート
- 【1976年~1989年】これまではアイドル発掘がメインとしていました。しかし、1989年からは毎年テーマや年齢を変え、幅広い分野の新人の発掘をするようになりました。
- 【1990年~2006年】幅広いジャンルテーマのオーディションになり、アイドル以外の新人が数多く誕生しました。
- 【2007年~2018年】引き続き幅広く新人発掘を行いつつ、予選会場を日本各地に広げていきました。倍率は以前以上に高いですが、全国の多くがチャンスを掴めるようになりました!
これまで一度だけ「第1回飛び出せ日本男児!」というテーマで開催されました。
2020年
ミュージカルでの活躍を夢見る男女を発掘することがテーマのオーディションでした。
過去「第1回飛び出せ日本男児!」というテーマのオーディション以外では新人女性発掘ばかりだったのですが、2020年は男女どちらにもチャンスがあったことがポイントです!
歴代グランプリ受賞者たちをピックアップ!
- 榊原郁恵
- 堀ちえみ
- 井森美幸
- 山瀬まみ
- 深田恭子
- 石原さとみ
- 足立梨花
- 小島 瑠璃子
…など有名な方々ばかりですよね…!
グランプリでなく、審査員特別賞なのですが、あの綾瀬はるかさんもTSC出身です。
TSC以外のオーディションは?
TSCほどは知られていませんが、ホリプロには他のオーディションも存在しています。
- 夏のお嬢さんコンテスト
- ホリプロ NEW STAR AUDITION
- キャンパスター★H50with MEN’S NON-NO
- HORIPRO MEN’S STAR AUDITION
また、ホリプロステージというホリプロ制作舞台では配役の一般公募オーディションを行っている場合があります。
残念ながら、2021年2月の時点で開催情報はありませんでした。
今後の発表に期待しましょう!
ホリプロオーディションに合格するために
「未経験だから受賞できないかも」
「まだ実力に自信が無い…」
と不安にならなくても大丈夫です!
TSCはもちろんですが、ホリプロのオーディションは基本的に新人発掘を目的としているため最初は実力が無くても良いのです。
過去、ホリプロのオーディションでグランプリ受賞した方も最初は同じ未経験の方が多いです。
また、公式で発表しているように、ホリプロは原石を探しています。
そして、「レッスン経験が無い方もご応募ください」ともあります。
今は力不足でも、自分の隠された魅力を伝えることに集中し、合格へ近づきましょう!
- 自分に自信を持つ
- 女優になりたい熱意を明確にする
この2点を抑えておけば自分の魅力を伝えやすいはずです。
今自分にできる練習を積み重ねることが最重要!
養成所情報
ホリプロにはこれまでの実績で培ったノウハウを活かし、次世代育成を目的とする「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」を運営しています。
世代別にクラスが3つのクラスに分かれています。
ジュニア・プログレスクラス 3歳(年少)〜22歳 (ジュニアクラス15歳(中3)まで プログレスクラス15歳〜22歳)
アクティブクラス 30歳以上
マスコミ出演を希望される生徒には、レッスンを受けながら、ホリプロ独自のネットワークにより、映画・ドラマ・CM・舞台などのメディア出演を積極的にバックアップしてくれます。
お笑い芸人を目指す人には「ホリプロ笑売塾」
15歳以上(中学卒業見込み以上)を対象に行われています。
週2回、平日夜(月曜日・木曜日 18:30~20:30予定)のレッスンということもあり、学業や本業と両立しながら通うことが可能です。
年に2回(9月、3月)ライブあり実践的に学ぶことが可能です。卒業時、優秀者はホリプロコムとの契約あり!
外部リンク
子供向けイベントを多数開催「エデュテインメント」
エデュテイメントとは…「エデュケーション(教育)」と「エンターテインメント(娯楽)」を組み合わせた新しい教育の形です。
エデュテインメントプログラムとして 【つぶやきシローの子供科学ショー】や【修学旅行体験楽習】などが行われており、子供たちに、自ら興味を持って「学んでいく」楽しさを身につけてもらえるよう、新しい形での教育プログラムを提案しています。
外部リンク
この記事のまとめ
TSCの情報があり次第、また更新していきます。
それまでの間、TSCへの申し込みや自分にできる努力を続けていきましょう!
また、他のホリプロオーディションの情報も最新をお届けできるように今後もリサーチしていきます!